【プレイガイド】0から始めるDataDoll MKⅡ ~脱!ガチャヒーロー!~ 【デッキリスト有】
かなです!
前回の記事では、ミリしら向けにDataDollMKⅡを解説しました。
本記事では、翻ってDDプレーヤー向けのプレイガイドになります。
■こんなあなたにおススメ!
・これからDDのデッキを組む
・ファティーグされて困っている
・安くて強いBlitzデッキを探している
・ガチャヒーローを卒業したい
・DDで3-0したい!
・闇の力を使いこなしたい
筆者は、BlitzのROSシーズンにおいて、DDが最強ヒーローの一角だと考えています。
(余談ですが、2024年12月に開催されたSkirmish、Armoryなどの大会成績は26-3でした。これが闇の力)
デッキ構築編の基本に触れた後、現在使用しているサンプルリストを載せておきます。
その後、プレイガイドとして初級者編、中級者編、上級者編、超メカ狂い編の四部をお送りします。
Let's boost together!
■デッキ構築
◇AA(アタックアクション)とItemの比率について
DDは、ヒーロー能力の性質上、大量のItemカードとBoostカードを採用する必要があります。
※Itemカードって何?って方はこちらの記事をご一読ください。
一般的なリストでは、40枚のデッキに対して、18 ~ 20枚のBoostAAと、20枚 ~ 22枚のitemカードが採用されている様です。
つまり、BoostAAとItemは概ね1:1と理解してよいでしょう。
◇AAの選定
機械技師クラスのAAは、以下のスペックを持っているカードが非常に多いです。
その中でも…
・装備を用いた防御に耐性がある
・攻撃値に修正を得る可能性がある
・基礎スペックが高い
を満たしたAAは、それほど多くありません。
下記の16枚のBoostAAは、多くのリストで採用されている
謂わばマストカード言えるAAです。
また、よく採用されているAAは下記の通りです。
概ね、この中から2~4枚を採用する形になるでしょう。
一部のカードをピックアップして解説します。
・選択(Opt)AA
ヒットした際に選択1を行う事ができます。
デッキトップを操作し、胸装備でItemを追放する可能性を上げる事ができます。
非常に丸い選択肢です。迷ったらこれ!
・Item置きAA
ヒットした際に手札のItemをアリーナに置く事ができます。
手札Itemかさばりアレルギーの方に処方される薬です。
・対ファティーグAA
ヒットした際にデッキに戻るAAです。
ヒーロー能力の都合上、急速に山札が無くなるという弱点をカバーしています。
ファティーグ対策を厚く取りたい方はこれ!
・ピッチ用AA
黄色の<急加速>が採用されるケースがあります。
※ピッチ基盤については、後述します。
◇Itemの選定
あなたのデッキには、おおよそ20枚のAAが揃いました。
お待たせしました!
装備を除いた25スロット余りに好きなだけItemを詰め込む事ができます!
まずは、マストで採用すべき強力なItemをまとめて確認しましょう。
また、下記がサイドボーディング用によく採用されているItemです。
この中から有効なマッチアップを考えてItemを選ぶ事になります。
マッチアップが分からない・・・?
大丈夫です!僕もわからん!
それぞれのItemが有効なマッチアップについて
整理して考えていきましょう!
あなたのローカルショップに多いマッチアップは何でしょうか?
また、特筆すべきItemについてもピックアップして紹介します!
・コンボプレイ用Item
下記の内どちらか1枚を必ず採用し、常にデッキに投入します。
プレイガイド編で後述するコンボプレイに必須のカードです!
繰り返しますが、必ずどちらか1枚を採用してください!
・ダメージ軽減Item
マッチアップ:ライフレースを行うヒーロー
→ 忍者、戦士、野人、魔術師…など
・攻撃強化Item
マッチアップ:防御が得意(DRが多い、手札2枚での防御が得意)なヒーロー
→ 守護者、その他防御的なヒーロー(フローリアン、ドロマイ、ヴァーダンスなど)
・ファティーグ対策Item
マッチアップ:ファティーグ戦略をとるヒーロー
→ 守護者、その他防御的なヒーロー(フローリアン、エニグマ、リップタイドなど)
・個別対策Item
<Dissolution Sphere>
丁度1点のダメージを発生させるヒーロー
→ ルーン剣士、旧プリズム、ドロマイなど
<Tick Tock Clock>
メカミラーのマッチ!
◇サイドボーディング
上記の通り、それぞれのItemが有効なヒーローやマッチアップについて
完全に把握する為には結構なコストがかかります。
そこで、おススメのサイドボーディング方法についてまとめておきます。
まずは、18枚のBoostAAと前述した18枚の強力なItemに、
<Fuel Injector>を加えた37枚をメインデッキとします。
そして、対戦相手のヒーローを見た後、有効なItemをサイドボードから3枚選択して40枚のデッキを作成しましょう。
対戦するヒーローの事を考えながら、有効なItemを選んでみてください!
様々なItemをサイドボードに詰め込み、各ヒーローに有効な秘密道具を探していく事こそ、機械技師クラスの醍醐味です!
あなたのローカルショップで輝くItemを見つけてください!
(各アイテムについての詳細な解説だけで記事が1本かけてしまうので許してくれ)
◇ピッチ基盤
ここまでは、採用したいカードについてまとめてきました。
次に、DDの動きから必要なピッチ基盤について考えてみましょう。
DDの基本的な動きは、以下の通りです。
上記の通り、手札に来た黄色のItemカードや青色のItemカードをピッチする事が基本の動きです。
では、ピッチ基盤としてデッキの黄色と青色のカードをカウントして終了……とはなりません。
青色のカードの中に、APを使ってでもプレイした方が強いカードがあるからです。
上記を踏まえ、ピッチ出来るカードとドロー確率を考えてみましょう。
ドロー確率は以下の様になります。
黄 + 青が13枚入っていますが、どちらも引けない確率は30%程度です。
つまり、4回に1回は真っ赤なハンドをもらってしまう、という事です。
黄 + 青で最低17枚程度は確保しておきたいところ…
(<Micro-processor>と<Monole>を除いて13枚)
※なお、ボードに強力なItemが並んだ後については、ピッチ基盤に依存せず強力な動きができるヒーロです。
つまり、ピッチ基盤を調整する目的は最初の2ターンを安定させることになります。
■サンプルリスト
現在使用しているリストを載せておきます。
メインデッキが36枚で、サイドボードから相手に合わせて4枚itemを選びます。
◇装備について
デッキの中で唯一5000円を超えてくるカードが1枚ありますが、
ぶっちゃけなくてもいいです。
以前までは<Seeker's Mitts>を採用するケースがほとんどでした。
ストレージカードなのでまずはこちらからどうぞ!
因みに後攻だとこちらの方が強いです(大マジ)
(胸装備だけはマストなので購入しましょう…!)
■プレイガイド
DDは、ヒーロー能力と胸装備のランダム性から
一見すると非常に運の要素が強いヒーロー、といった印象を持っている方も多いかと思います。
その通りです、完全に運ゲーヒーローです。
先行とってアイテム置くだけです。
毎日善行を積み重ねましょう
……失礼しました。
実際のところ、運ゲーとしか言いようがないパワーを先行1ターン目に爆発させることもあります。
しかし、Itemが落ちなかった時の捲り方、相手との駆け引きが発生するポイント、ファティーグ対面のプレイ、ピッチスタッキング、コンボプレイなどなど……
知っていると強くなれるプレイルートも数多く存在します。
Blitzというフォーマット最大の課題でもある、プレイの再現性を高める事がDDのプレイで一番の目標です。
プレイの再現性を高め、運ゲーガチャヒーローを卒業しよう!!!
【お品書き】
・初級編
~基本的なプレイを覚えよう~
・中級編(Armory 3-0を目指す方向け)
~プレイの再現性を高めよう~
~捲り方を考えよう~
~クランクが有効なパターンを整理する~
・上級編(Armory 3-0を目指す方向け)
~防御の仕方を考える~
~ファティーグ対面のプレイを考える~
~アーセナルを適切に使おう~
・超メカ狂い編
~Talishar, the Lost Princeを使いこなす~
~<Fuel Injector>でコンボプレイ~
~ピッチスタッキングで全てを破壊する~
◇初級編
まずは基本的なプレイについて解説します。
・基本の動きについて
上記の動きを繰り返しつつ、<Micro-processor>と<Optekal Monocle>を探しましょう!
どちらもデッキトップに干渉する効果を持っています。
<Micro-processor>は、手札のItemをデッキトップに置き、Boostコストとして追放する事で、意図的にItemをアリーナに置くことが出来ます。
その後、<Optekal Monocle>の効果でItemが見えるまで山を掘り進め、胸装備を起動して更にItemをアリーナに展開しましょう!
・防御について
手札から防御することはほとんどありません!
軽減Itemと装備で防御します。
適切なブロックの仕方は上級編の内容になりますので、
まずは早期に頭装備と足装備を防御に出し、デッキトップを追放する機会を増やしましょう!
足装備は防御した次のターンに起動して問題ありません。
大量のItemをアリーナに並べ、勝つ体験を積みましょう!
・APを使い切っているか確認しよう
<Micro-processor>は最初の1回だけAPが返ってくるカードですが、ターンの終わりに選択1を使用する機会を忘れていませんか?
ターンの終わりにAPが余っているのであれば、選択1モードで起動し、次のターンにBoostAAを引く確率を高めておきましょう!
◇中級編 (Armory 1-2 ~ 2-1)
・プレイの再現性を意識しよう
デッキトップからItemが追放された、という事象の再現性を高めるには、どうすれば良いでしょうか?
これはとても簡単です。
その為、構築段階からItemの枚数を多くする事を推奨します。
また、ターンの最初や足装備が起動できる状況、BoostコストでAAが落ちた後…など、山札のAAとItemの枚数を比較してください。
※ピッチしたAAとItemの枚数も頑張って思いだそう!
次のシチュエーションを見てください。
連続してBoostAAが落ちており、どうやら山札にはItemの方が多そうです。
この場合、APを使い切れるかどうかに関係なく足装備を起動するべきでしょう。
AA:Item = 12:19の状況で追放するチャンスを逃してはいけません。
1枚でもItemの方が山に多いのであれば、積極的に山札を追放するべきです。
対して、山にAAの方が多いのであれば、安易にboostせず、アーセナルにAAを温存する、などの行動がとれるでしょう。
デッキトップからItemが追放された、という事象の再現性を高めると同時に、
デッキトップからAAが追放された、という事象を出来るだけ避ける事が必要です。
慌てずに、デッキのAA枚数とItemの枚数をトラッキングしてみましょう!
・捲り方を考えよう
DDというヒーローは、良くも悪くも<Micro-processor>というカードに強く依存しています。
このカードがアリーナに出た途端、プレイの幅が大きく広がり、加速度的に盤面を拡張する事ができます。
あなたが後攻のゲームでは、<Micro-processor>まで辿り着かないと勝てないゲームも多くある事でしょう。
攻撃系のitemをあえて選択1でデッキの下に送り、軽減itemや<Micro-processor>を探す事を検討してください。
また、先行でゼンに超越されたり、野人クラスに攻撃を通された場合、状況を問わず足装備でItemが落ちないと捲れない場合が多いです。
時には割り切ってリスクを許容し、山札を追放してみましょう。
<Micro-processor>さえ落ちれば、どこからでも捲れる可能性があります!
・クランクが有効なパターンを整理する
みんな大好き<小脳プロセッサ>が存在する場合です。
<小脳プロセッサ>自体も必ずクランクしてプレイし、カードをドローしましょう。
基本的に、<小脳プロセッサ>が存在しない場合、その他のItemはクランクしない方が強い場合がほとんどです。
DDは、アリーナにItemがあればある程、1ターンあたりの表現価値が増加します。
その為、Itemは存在するターン数が長ければ長いほど価値が高いのです。
しかし、<バックアップ手順:RED>だけは、状況を問わずクランクしてプレイする事が検討できます。
何故ならば、起動がインスタントの為、相手ターンに起動して手札のItemとBoostAAを入れ替える事ができるからです。
クランクしてプレイし、余ったAPを<Micro-processor>の選択1効果等に回せると、プレイが安定するでしょう。
◇上級編(Armory 3-0を目指す方想定)
上級編です。
ここまでの内容は、相手のヒーローに関係なく、DDを乗りこなすための内容でした。
上級編では、相手のプレイに対応してプレイを変える事を考えていきましょう!
目指せ3-0!
・防御の仕方を考える
3-0する為の最大の壁です。
結論から言うと、常に6点分の防御を表現できる様に、装備を温存しましょう。
早期に防御して良い装備は、1回目の頭装備のみです。
それ以外の攻撃はテイクします。
※軽減系Itemの起動も、ターンを跨がない限り出来るだけ引っ張りたいです。
DDが相手の攻撃をブロックできる機会は、装備を使った1回だけです。
特に、2ピッチの汎用メタカード、<顔面消去>や<最も脆い所>を採用しやすい青色のデッキに対しては、ギリギリまで装備を残しておきたいです。
また、これ以外にも、対面するヒーローによってon hit 効果を持っていて、テイク出来ないAAは違います。
対面するヒーローの知識が必要になります。
DDをプレイする事で、テイクして良い攻撃をテイクし、防御すべき攻撃まで装備を温存するという非常に重要な技術が身につくと思います。
特に、足装備の防御値1点をいつ出すか?は非常に難しいポイントです。
次のターンに軽減系のItemが出せるのか?という事も考えてみましょう。
・ファティーグ対面のプレイを考える
ファティーグ対面に勝つためのシンプルな方法は、Itemが並び切るまでBoostAAが追放されるリスクを取らないことです。
具体的なプレイを検討してみましょう。
相手はファティーグ志向のエニグマです。
対面を選ばなければ、大よそ次の様なプレイが想定されるかと思います。
しかし、相手がファティーグを志向しているとしたらどうでしょうか?
あなたはわざわざItemの相乗効果を受けていないBoostAAをプレイし、山札からAAが追放されるリスクがあるプレイを選択しました。
仮に<高性能手榴弾>が追放されてしまった場合は?
エニグマを相手に、他のItemのサポートを受けずにon hit させる事が可能でしょうか?
…そうです。
相手がファティーグだと分かっているのであれば、<Optekal Monocle>をプレイしてターンを終了すれば良いのです!
あなたが行うべきは、大量のItemが並んだアリーナを作り、そのあとAAをプレイする事です。
急いでプレイする必要はありません。
数ターンもあれば、<Optekal Monocle>か<Micro-processor>のどちらかにアクセスできるでしょう。
理想は、AAの追放枚数が5枚以下でゲームを終える事です。
また、サイドボードから<Plasma Mainline>の採用を検討しましょう。
クランクItemの維持ターン数を伸ばす事が出来れば、マッチを劇的に改善できるはずです。
・格納庫を適切に使おう
DDは知性が3であるため、ほとんどの場合で毎ターン手札を使い切ることができます。
その為、格納庫にカードを置く機会が他のヒーローより少ないです。
しかし、格納庫にBoostAAをセットする事を検討出来る場合があります。
次のシチュエーションを見てください。
あなたは胸装備を起動して2リソースを獲得しました。
選択1でデッキトップを確認したところ、黄<ZipperHit>が捲れました。
手札に1ピッチが必要なBoostAAがあります。
このターン、どの様にプレイするべきでしょうか?
※アリーナにあるitemの組み合わせや、デッキのAA:Item比率も重要な判断基準にはなりますが、一旦ここでは無視します。
重要な点は、手札を格納庫に置いてターンを終了する事で、次のターンの動きが保証されている、という事です。
どちらのプレイを選択するべきでしょうか?
一つの基準をあげておきます。
既に相手が手札を使って防御している場合、次のターンの動きを安定させる事をおススメします。
相手が攻撃に使う手札を減らしている状況を継続出来れば、次第に広がっていくItemが生み出すバリューによって、勝利する事ができるからです。
逆に、相手がこちらの攻撃を防御していないのであれば、手札を使い切りましょう。
軽減系のItemや<高性能手榴弾>を探すと良いでしょう。
また、対戦相手が防御寄りのヒーローであったり、ファティーグ戦略を志向している場合、格納庫にBoostカードを温存し、Itemが並んだターンにプレイすると良いでしょう。
◇超メカ狂い編
更に安定して勝利したい、強いプレイヤーとのマッチに勝利したい、そんなあなたに向けたセッションです。
上級者向けの内容です!
・Talishar, the Lost Princeを使いこなす
DDのメイン武器です。
DDのTalisharは最強の武器です!!!!!!!!
DDのプレイスキルの大きな部分が、このTalisharを使いこなす事が出来るかどうかに有ると考えています。
Talisharの基本的な使い方は以下の通りです。
重要な事は、単に①の使い方で攻撃するだけではなく、
必ずhitする状況や、相手に負担をかける事ができる状況で攻撃する事です。
次のシチュエーションを見てください。
相手は赤<高性能手榴弾>が爆発する事を嫌い、既に手札2枚を使って防御しています。
自分の手札には、<バックアップ手順:RED>が残っています。
この時、足装備を起動しAPを獲得する事で、talisharの4点が高確率でhitする攻撃に化けている事にお気づきでしょうか?
相手視点で考えてみましょう。
DDの最後の手札1枚がAAの場合、talisharの攻撃に対して手札を使って防御すると、手札からプレイされる0ピッチAAを防御できず、赤<高性能手榴弾>が爆発してしまいます。
その為、talisharの4点は泣く泣くテイクしてくることでしょう。
実際にあなたの手札に残っているのは<バックアップ手順:RED>です。
しかし、talisharと<高性能手榴弾>のおかげで、相手視点だと4点AAに化けているのです。
このプレイにはAPが浮いている必要があります。
上記のシチュエーションでは足装備を破壊してAPを獲得しました。
追放されたItemをクランクする事でAPを獲得し、同じ様にプレイする事ができます。
他にも強力なシチュエーションはありますが
手札が残っているかつ<高性能手榴弾>がアリーナにある状況ではテイクされやすい、と覚えておきましょう。
talisharを上手くプレイ出来ているかどうかの基準として、下記の2つのポイントを意識してみましょう。
・<Fuel Injector>でコンボプレイ
<Fuel Injector>の使い方を解説しておきます。
このカードは、デッキが無くなったときに真価を発揮するカードです。
上記の様に、山札に戻る性質を利用して、boostコストを供給し続ける事ができます。
<Stasis Cell>でも同じプレイが可能ですが
リソースを供給できる分<Fuel Injector>に分があるかな、という印象です。
これ等のカードが存在する関係上、boostAAをピッチして山に残すプレイが正当化できます。
実は山が0枚の時が一番強いという事を忘れずに!
・ピッチスタッキングで全てを破壊する
さあ、最後のセッションです。
DD最大のプレイ、ピッチスタッキングについて考えてみましょう。
<Fuel Injector>について説明した通り
DDは山が減ってアリーナにItemが残っている状況で最大出力が出るヒーローです。
Itemの力を借りて、一度に複数のAAをプレイする事が出来るからです。
そして、その状況で山から追放できると嬉しいカードは何でしょうか?
勿論、<高性能手榴弾>です!!!!!
つまり、DDで行うべきピッチスタッキングとは
赤<高性能手榴弾>をあえて山に残し
その位置を覚えることから始まります。
次のシチュエーションについて考えてみましょう。
この場合、以下の様にスタッキングする事ができます。
①赤<高性能手榴弾>は下からn番目にある
②<高性能手榴弾> → AA → <高性能手榴弾> → AAという並びを作った
さて、上記のスタッキングを行った状態で、次の盤面を見てください。
ピッチスタッキングを行っているあなたは、山札の上が<高性能手榴弾>である事を把握しています。
そして、スタッキングに辿りついているという事は、山札が一周しているという事と同義です。
あなたのアリーナには、大量のItemが並んでいるはずです。
スタッキングを行っていなければ、<Micro-processor>の起動からスタートするターンですが……
あなた山札の並びを知っています。
一緒に破壊の呪文を唱えましょう。
ここまでのプレイが確定しています。突然降ってくる<高性能手榴弾>
勿論、格納庫にAAを置いておけば更に攻撃を重ねる事が出来ます。
また、前述した<Fuel Injector>でリソースが沸いてくるので
<バックアップ手順:RED>を起動する事も出来るでしょう。
……よく見てください。まだ<小脳プロセッサー>は起動していません。
AAの位置を覚えていれば、さらに攻撃を重ねる事が出来ます。
手札が3枚しかないヒーロが6回のAAをプレイ!?
<高性能手榴弾>を含んだ強力な山札の並びを作る事で、意図的にスイングターンを作ることができました!
この呪文を唱える事が出来れば、全てのファティーグデッキを破壊することができるでしょう。
ポイントを再度整理します。
……そんな事言われても無理?
安心してください。僕らには強力なダークチップItemがあるではないですか。
スタッキングの記憶が不安であれば、トップを確認すれば良いのです。分かってたぜって顔で<高性能手榴弾>がトップにある事を確認してキメ顔すればよいのです。
重要な事は、<高性能手榴弾>が落ちる強い山の並びを作る事です。
繰り返します。
<高性能手榴弾>が落ちる強い山の並びを作り、破壊の呪文を唱えるのです。
■ダークチップヲ…ツカイナサイ…
運ゲーガチャヒーローみたいな顔してますが、安定して勝利するには練度が必要なヒーローだと思います。
効果的な防御の仕方や、ピッチスタッキングについての考え方など、、
意外な事に強くなる為に必要な筋力は他のヒーロー同じです。
一方で、先行を取って闇の力を開放すればすべてのマッチを破壊する可能性があるヒーローです。
正直あんまり世に出していい記事ではない気がしています。責任とって守護者にぎらあ!
DDプレイガイドは以上になります。
記事について訂正すべき内容、詳しく聞きたい事があればTwitterまでお願いします!
さらっと書くつもりが思ったより骨太の内容になってしまいました。
コーヒー代頂けるとかなが喜びます!では!
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