弱さと共に進む『強さ』
「6月は少し突っ込んだところまで自分と向き合ってみよう。」
そう意気込んで過ごしたこのひと月でしたが、
迷いやら葛藤やら、引っ張り出していくにつれ自分の見たくなかった弱さや醜さまでもが明るみに出てしまい、思いのほかしんどい気持ちが続く6月となってしまいました。
(イメージは「千と千尋の神隠し」にて、オクサレ様の正体が分かったあの場面。笑)
そんな中、今日ようやく一つの目標と共にふっと気持ちが浮上する感覚が湧きおこり、靄がかかっていた視界が急に晴れたような、朗らかな風を自分の中に見出すことができました。
「強さとは、弱さの否定ではなく、それと共に歩むこと。」
朝、ふと浮かんできた言葉。
この一か月、私はこの言葉をずっと探していたのだと突然腑に落ちました。
私は自分で恥ずかしくなるくらい、臆病で傷つきやすい人間です。
「そんなことを気にしていたら、生きていけないよ。笑」
そう自分で思うことがよくありますし、人に言われたこともたくさんありました。
いつしか、そんな小さな自分を認めない私が生まれ、
無関心を装ってみたり、虚栄心を働かせてみたり、わざと自分で傷をつけて紛らわしてみたり。
「強く在らねば生きていけない。」
そうしないと生きるのがしんどかったから、
傷つくたび、痛みを感じるたび、それを覆い隠すように何層もの布で包んでは、弱い自分をなかったことにして歩んできた人生。
そんな私でしたが、ようやくそれらを受け入れる器ができたのか、
「傷つきやすい小さな自分も、それを否定する攻撃的な自分も、居てもいいから、みんなで一緒に進もうか。」
と、今日ようやく自分に言えることができました。
それと同時に、
「あぁ、これが強さなのかもしれない。」
と、自分の中の『強い人』の定義も書き換わり、
全部を受け止めて一緒に進むことができる強さを、今後はもっと養っていきたい気持ちになりました。
これが、私の今日掲げた一つの目標です。
自分を受け入れる心の器。
それはきっと他者に対しても、前より少し柔軟に、寛容に、働いてくれるような気がしています。
この学びを、外の世界へもしっかり還元できることを願って。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。