自分の目的地がハッキリしていると、必要なメッセージが常にやってくる
さいきん、「555」というナンバーをよく見かけます。スピリチュアル好きなら「あ!っ」と思うかもしれません。いわゆるエンジェルナンバーと言われるものです。
333、1111、2255、1212など、たまたま見かけた数字がゾロ目だったり、同じ数字の繰り返しであったりするとき、それを見えない世界からのメッセージとして解釈するものです。
「リリーのエンジェルナンバー」というサイトをよく参考にさせていただいてますが、「555」という数字は、「もうすぐさまざまな変化が起こるという前兆」とのこと。
「蛹から蝶になるように、あなたの本当の人生を歩むときが来ました」、とも。
その変化はかなり感じているところです。
自分の進んでいく道筋において、要ると要らぬが振り分けられて、新しいステージに進むよう、宇宙からお尻を叩かれているかのようです。
私は、時計や、すれ違う車のナンバーでよく555という数字を見かけているのですが、必要なメッセージを運んでくるのは数字に限ったことではないと思います。
つけっぱなしのテレビやラジオから聞こえて来る言葉、何気なく眺めているインターネットサイト、友達に誘われていった登山や、旅先の神社で引いたおみくじ、など。
気付こうと思えば、そこらじゅうに生きやすくなるヒントが満ち溢れていて、読み解こうと思えば、ありとあらゆるものが愛の力でサポートしてくれていることを感じられるはず。
特に自分が目指す目的地が明確であればあるほど、暮らしの中にひそんでいるさまざまなメッセージに気が付きやすくなります。
自分が向かう先にある理想的な環境に常に意識が向いている状態なので、自分にとって必要なものをキャッチする力がとても高くなるというわけです。
将来、自分のパン屋を持ちたい、と考えいる人であれば、パン屋になるための情報や方法を自分から探しに行くのはもちろんのことなのですが、よくあるのは、「自分が理想とするパン作りの技術や雰囲気をどう作っていくべきか分からず、どんな師について修行するか決まらず、探して探してなかなか見つからなかったそのとき、旅先でたまたま手にした観光パンフレットに掲載されていたのが、今、修行中のパン屋さんだったのです」のような流れ。
ある日とつぜん、自然にメッセージが舞い降りてきたような印象もありますが、自分がその情報を求めて行動していたからこそ、観光パンフレットの情報が、自分にとって必要なメッセージとして解釈できる。
たとえば何度も「555」を目にしたとしても、人生の目的地がハッキリしていないときには、「なんだか同じ数字をよく見ているな~」と感じるぐらいで、その意味はなんだろう?とは考えないと思います。そのときは「555」はただの数字。意味が存在しない、よく見かけるただの数字でしかありません。
でも「それは何だろう?気になる!」となって、その意味を解釈しようと思ったときに、それを1つのヒントとして受け止め、次のステップに進みやすくなることがあると思います。
わたしはこれを、暮らしの中にひそんでいる1つの恩恵だと思っています。このときにいちばん大切なのは、やっぱり自分軸が整っていること。どこを目指し、何のために生きるのかを明確にしていること。
ふわふわと「パン屋さんになれたら素敵だわー」ではなく、ハッキリと、「パン屋で生きていくことが私の使命」と落とし込む。
そうでなければ、集まってくる情報が、自分へのメッセージとして響くことはないのではないかと思います。
スピリチュアル的な視点で語れば、そういったメッセージは、宇宙や目に見えない存在(ご先祖様など)が導いてきてあなたに見せている、とも解釈します。
自分の使命を生きている人には、目に見えない世界からのさまざまなサポートが入るのです。だから、目の前の困難でさえ、自分の成長のための恩恵とも捉えることがあります。
天ジュラムを学ぶまでは、そういった感覚を信じようにも信じられずにいた私なのですが、天ジュラムを使っていろいろなメッセージを導いているうちに、それは不思議で怪奇なものではなく、非常に意味深い、自分軸をととのえるメッセージであることを感じ、世界の捉え方そのものも違ってきたのです。
宇宙はどうやら、自分を信じて、自分の生き方を決めていく者に必要な恩恵を届けてくれているようです。
なので、自分のライフミッションは何であるかを明確にし、ハッキリと幸せになる自分をイメージし、そのことに自信を持つことがとても大切なのだと思います。
どんな生き方でも、ほんとうの望む道を進んでいたら、常に必要なメッセージは側にあるのかもしれません。