母校の恩師に表敬訪問
Hello! Beauty Japan 2024 グランドファイナリストの北原嘉奈です。
日本大会本番まで本日含めてあと30日!
ソワソワ、ワクワクな気持ちがさらに高まってきています。
さて、今回は多感な成長期である高校時代にお世話になった恩師のところへ
表敬訪問してきました。
私、幼少期からいわゆる転校生だったのです。
幼稚園からずっと。
初めて「入学から卒業が同じ!」という嬉しいことが起きたのが高校!
学習塾が作った中高一貫校、土佐塾中学・高等学校へ高校から4期生として入学をしました。
そこで、私はもともと自由にやりたいことをやらせてくれる両親に育てられていたので自己肯定感は高く育っておりましたが、さらにここで自分というものを確立できたと思っています。
中学2年生から高知に住み始めた私ですが、越境入学で中学校に通っていた私は雨が降ると学校を休み自由にのほほんと塾に行っているという始末。
それを許す両親はすごすぎる!
そして土佐弁を話せるようにもならず(笑)
高校に入ったら「土佐弁話せるようにしてみよう」と試みたところ。
同級生に
「嘉奈ちゃん、イントネーションが違うし変!
嘉奈ちゃんの標準語は個性なんだから無理しなくっていいんだよ!
そのままで!」
同級生からですよ、大人ではなく同い年の子達。
はては後輩たちにも「そのままがいいよ」と言ってもらったのです。
このことは、私の心をさらに強くしてくれました。
そして、中学校時代は中断していましたが、小学校のころから始めた剣道。高校に入って再び再開することになりました。
ここで、知り合ったのが今回訪問させていただいた現教頭となっている
石川剛久先生。
体育大学を卒業後、この学校で体育教師として教鞭をふるっていた先生。
私が剣道部に入った時に「東京でやっていたのか!そしてまた始めるのか!良かった良かった、一緒にがんばるぞ!」と。
そんな頼もしい言葉とともに稽古は厳しく(笑)
それでも生徒たちと一丸となり夏合宿を仕切ってくれたり、お正月にはご自宅に招いてくれたり。
とにかく生徒たちのことを学校の外でも盛り上げてくれるお人でした。
高校を卒業してからも必ずお正月には集まり、結婚式にも主賓として参列くださりました。
私が幼少期より根無し草のごとく社会人になってからも転職を繰り返し
会うたびに「また何か違うこと始めたのか?嘉奈は偉いな!良くやってる」と声をかけてくださっていました。
大企業と呼ばれる会社を辞めても、なんで辞めたの?という言葉ではなく、新たなことを始めたことを「えらい」と応援してくれました。
高校の同級生たち、本当にみんな優秀でそれぞれの場で活躍をしています。
先生は無意識なのか意図的になのか分かりませんが(笑)
どの生徒たちにとっても、必ず良いところを褒めてくれる先生です。
私の中では3年間とはいえ、1つの学校で最初から最後まで関わりがもてたことがとても嬉しく。しかも思春期という多感な頃に自分を認めてもらえる環境にいられたことはとても大きな糧となっているといえます。
そんな恩師に今回のBeauty Japanのことを話した際、喜んで下さったことはとても嬉しかったです。
学生当時、お勉強は学年でも下から数えた方が早いくらいの成績の私でした。
が、それはまぁそれよ(笑)と
進学実績も気にしないといけない立場としては複雑でしょうが、今の私を褒めてくださり、ありがとうございました。
少子化が進み、地方都市ということも重なり子どもの数が少ない今
学校運営も大変だと思います。
それでも長年教鞭をふるい、未來ある子ども達の為にご尽力される姿には感服いたします。
私も、先生のように未來ある子ども達の一番最初の習い事として選び
通ってくれるご家族に、ここに通ってよかった!と思えるようなクラス運営をこれからも続けていきたいと改めて思いました。
石川先生、この度はお忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございました!
と、この文章をここでご本人がお読みになるかは不明なので、後から文章送りつけちゃおうかしら(笑)
ということで、私の自由ながらも個性を大事にしたい、と思える
人格形成をさらに強固なものにできたと思える恩師を訪問でき、ありがたかったです。
長文でしたが読んでくださりありがとうございました!
Kana