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【イベント報告】濾庵 -ryoan- の生け花レッスン 3月

こんにちは、COS KYOTOの北林佳奈です。暖かく比較的過ごしやすかった冬も終わりを迎え春の訪れを感じる季節となりました。これまで土の中に眠っていた草花が、次から次へと芽吹いていくこれからの季節。新型コロナウイルス感染症の拡大で何かと自粛ムードで閉塞感の漂う今だからこそ、美しく色とりどりに咲き誇る草花を愉しむ時間を持ってみるのも良いかもしれません。

COS KYOTO 1Fにあるギャラリー『濾庵 -ryoan-』 では、毎月1回のペースで、生け花レッスンを開催しています。生け花"レッスン"と名前にあるように、気軽に生け花を楽しんでもらえるように、流派は「花は野にあるように」がモットーの 圓照寺 山村御流。先週の土曜日は3月のレッスン日でした。今回の花材は、ユキヤナギ・ピンクユキヤナギ、アマリリス、ミヤコワスレ、ふきのとう。ユキヤナギは、春の訪れを告げてくれる花の一つ。枝いっぱいに、白い花を咲かせることが特徴で、その様子が枝に降り積もった雪のように見えることから「ユキヤナギ」という名前がついたそうです。今回は、このユキヤナギに、アマリリス・ミヤコワスレ・ふきのとうをそれぞれ合わせて生けました。

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            ふきのとうとユキヤナギ

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           ミヤコワスレとユキヤナギ

カラフルな花がなんとも春らしくて、見ているだけで元気になります。最後に残ったピンクユキヤナギとオフィスのエントランスに咲いている椿を合わせたらお茶席に合いそうな渋いお花が入りました。

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          ヤブ椿とピンクユキヤナギ

桜もまもなく満開。
みなさんもぜひ、素敵な春をお過ごしください。


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