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私が毎日、英検対策の語彙問題を無料配信する理由


無料で英検オリジナル語彙問題配信を始めました

最近、毎日英検語彙問題のオリジナル問題(1級、準1級、2級)を配信しています。解答解説はその日の夜にLINEで行っていますが、英検を目指している方、既に取得されて英語力を維持されたい方、語彙力をつけたい方など色んな人が参加されています。無料ですので皆様もぜひ登録してみて下さい。

🌷Kanaの自己紹介🌷
◆英検1級、TOEIC980点
◆社会人向け英語コーチングスクールを新宿&オンラインで経営
◆年間300人以上にカウンセリング&指導を実施
◆3ヶ月で英検準1級、1級合格、TOEIC300点UPの受講生を多数輩出
◆高校時代はスイスに留学。国際基督教大学(ICU)卒業後、証券会社の投資銀行部門やPEファンドで英語でのビジネス経験を有する


英検1級、準1級から必要な語彙数が飛躍的に増加

このLINE配信をはじめた経緯としては、特に1級、準1級に挑戦する受講生を大勢見てきた中で、「2級とは全然違う。準1級以上は語彙力が合格率に直結する」と感じる出来事が多かったからです。
下記の図を見ていただけると分かりやすいかと思いますが、準2級から2級に上がるときは1,500単語を追加で覚えればいいのですが、2級から準1級に上がる時は約2,400単語追加で覚える必要があります。1級はさらにそこから2,500~7,500単語追加となります。

出典:英ナビ!

パス単に収録されている語彙数も級を追うごとに増え、2級のパス単は1,700語に対して、準1級のでる順パス単は1,900語、1級は2,400語です。

また2級は中学~高校で習った単語力で解ける問題が多いことから、パス単など覚えずに、持っている語彙力で合格される方が非常に多いです。

他にもライティングの配点が高いことから、ライティングを集中的に勉強し、リーディングやリスニングは合格点に達してない状態で合格される人もいます。

そのため「じゃあ次は準1級!」と対策を始めても、読めない、聞こえないという大きな壁にぶつかります。
合格率も2級は25%ですが、準1級になると15%と一気に下がります
(共に2015年までの数字。2016年度以降のデータは非公開)

色んなケースを見てきましたが、語彙力が足りていない点は皆さん共通でした。

とにかくボキャビルからやった方がよい3つの理由

1: 努力と結果が比例しやすい

単語力が上がるほど、語彙問題やリーディング、リスニングの文章で理解できる回数が増えます。
読める!聞こえる!と効果が実感しやすいです。
語彙は確実に覚えてさえいれば本番で安定して点が取れ、合格できる確率が上がります。

2: 語彙問題で本番のリズムを上げられる

本試験で1番最初に取り掛かるのが語彙問題です。(ライティングを初めに持ってくる人もいますが、順番的には語彙が最初になります)
語彙問題でリズムよく正解を選び取れると自然と良い流れができ、集中した状態のままリーディング、リスニングに取り掛かれます。

3: リーディングやリスニングの基礎も結局は語彙

当たり前ですが、語彙力がアップすると自然と読める聞こえることが多くなります。本文の内容が理解でき、問題の解答根拠も見つけながら解けるようになります。
リスニングでは聞いた瞬間に場面のイメージが浮かんだり、前半、中盤、終盤の内容を頭に残せて置けるようになります。

では何をどの順番でやればいいのかご紹介します。

英検語彙対策でやるべき3つのステップ

1: 1つ下の級のパス単

前述した通り、準1級受験者で2級のパス単を完璧に覚えている人はごく少数です。

完璧な状態=単語を見て1秒以内に正確な日本語訳が言える状態です。

本番では「これ何だっけ?」と考える暇はありません。リーディングは時間との闘いで、分からない部分を何度も読み返す余裕はないですし、リスニングはこちらの状態はお構いなしにどんどん進んでいきます。

単語を見た・聞いた瞬間に意味が分かる必要があります。まずは2級のパス単を完璧にしましょう。

2: 目指す級のパス単

2級のパス単をクリアしたら、準1級のパス単に取り組みましょう。
正直、最新のパス単だけでは十分とは言い難いですが、(特に大問1、語彙問題は取れても15~16問)、リーディング、リスニングで使用される単語が豊富に収録されています。
パス単のどのページの単語を出されても、瞬時に意味が言える状態まで高めておくとリーディング、リスニングで困ることは減るでしょう。

15~16問取れれば、十分合格ライン上にはのってきます。なので、むやみに参考書を広げすぎるよりは、パス単を完璧にしましょう。

3: おまけ程度に上級の単語集や問題集に

パス単を完璧した後、補強として他の単語帳に取り掛かりましょう。

ここでは3冊紹介しますが、人によっては別のやり方(旧訂版のパス単や次の級のパス単、過去問で分からなかった単語を拾っていくなど)がよいこともあります。人によって語彙力や残された時間は異なるので、何を使うべきか悩んでいる方はこちらのLINEまでメッセージください。

語彙問題を実戦形式で補強できます。選択肢にはパス単に未収録の単語も多いので、出来る限り全部覚えましょう。そうすれば完璧に近くなります。

長文を読みながら覚えたい人向けです。こちらもパス単未収録の単語が収録されています。

過去問で実際に出た問題を手軽にできるアプリ。アプリでやりたい人にはおすすめかもしれません。収録単語数は紹介した教材の中でNo1です。

毎日配信している語彙問題で工夫していること

LINEでは準1級のオリジナル語彙問題の他に、2級、1級問題も配信しています。先程も書いたように、2級で押さえるべき単語が入っていない方が多いので、ぜひ毎日の配信で抜け漏れがないか確かめていただきたいと思っています。

1級を目指している方は準1級も解いて基礎ができているか確かめてみて下さい。もう英検を極めている人は英語力維持に使ってみてもよいでしょう。

語彙学習のやり方は何通りもあります。これはあくまで一例です。英検の語彙学習について是非皆さんの意見やコメントをもらえると嬉しいです。



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