【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の効果的な使い方をご紹介!
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は、TOEIC Part5,6に特化した参考書です。
Part5,6が苦手💦
Part5,6の点数が安定しない💦
TOEIC本番まで時間がない💦
対策をしているのに初見の問題は苦手💦
といった悩みを抱えている方に、手に取っていただきたい1冊です。
今回はそんな「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」の特長、レベル、魅力、注意点、学習スケジュール、効果的な使い方、おすすめする人・しない人、よくある質問とその回答まで一気にご紹介します。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の特徴
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は、TOEIC Part5,6に特化した参考書です。
通称「文法特急」として知られており、ペーパー版とアプリの2つで学習可能です。
問題数は全部で153問。
目次は以下の通りです。
第0章:迅速かつ正確な攻略法
(初級編550点)
第1章:絶対押さえるべき23題
第2章:スピードを手に入れる19題
(中級編730点)
第3章:苦手分野を克服する14題
第4章:意外な落とし穴を回避する22題
第5章:一気に駆け抜けるPart6 28題
(上級編:900点超え)
第6章:ここで差がつく24題
第7章:最高峰を目指す23題
著者の花田徹也さんは、受験生の立場に立って、日本一わかりやすい説明を心がけて「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」を作成されたそうです。
発売冊数72万部を超える超ベストセラーで、アマゾンのTOEIC売れ筋ランキングでもトップ10に入る人気書籍です。
多くの方が一度は目にしたことがあるかもしれません。もちろん武田塾Englishのルートにも入っています。
個人的な見解
見た目がコンパクトかつ問題数も全部で153問なので、「簡単そう」と思われるかもしれませんが、結構難しいです。
品詞ごと、時制ごと、前置詞など単元別に進んでいくPart5対策の参考書が多い中、「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は、単元別にはなっていません。品詞問題の次は関係詞問題、その次は時制問題、そのまた次は語法問題などバラバラです。
単元別に学んでいると類似問題を解いていくので、どうしても正解の予測ができちゃうんですよね。
それを回避するために、受講生にはまず単元別で体系的に学んでもらい、その後に「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」を取り入れて実践力を高め、初見の問題でも安定した正答率が出せるようにしてきました。
受講生の中で、TOEIC730点以上を目標とする方には「文法特急」を取り入れてきました。そして、「文法特急」に取り組む前には、「でる1000」を活用しています。
でる1000の詳細と効果的な使い方はこちら👇
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】のレベル
初級者、中級者、上級者で分けると、
「中級者以上」のレベルとなります。
解説は非常に丁寧ですが、高校レベルの文法力は必要です。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の魅力
記憶に残る解説
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」の一番の魅力!と言っても過言ではありません。
解説には、解答根拠だけでなく、なぜ正解以外の選択肢が間違いなのかも説明されています。問題によっては不正解になる理由だけでなく、「○○となっていたら、この選択肢も正解になる」という説明までされているものがあります。
学んでいる側が疑問に感じるであろう点、思考プロセスに合わせて書かれているので、とても記憶に残りやすいです(これは実際に体験すると分かると思います!)
初見の問題に対応できるようになる
先述した通り、「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は単元別ではなく、様々な問題のタイプがランダムに出題されます。
これにより、「次もこれが正解だろう」といった予測がしづらくなるので、しっかり英語力を鍛えることができます。
本番でもペースを崩さず取り組めるようになる
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」では、1問ごとに解答目標時間が設定されています。
問題をこなすうちに、5秒で解ける問題、精読をしなければ解けない問題などタイプ別の判断ができるようになり、本番でもペースを崩さず力を発揮できるようになるでしょう。
一問一答形式で手軽に取り組める
一問一答形式で、問題自体はさくっと取り組めます。表側に問題、裏側に解説があり、解説は非常に丁寧かつ情報豊富です。
Part5,6に必須の文法事項を網羅
問題数は153問とそれほど多くないですが、Part5,6で頻繁に出題される文法事項をしっかり網羅しています。
また、優先順位の高い順に難易度別で掲載されているため、自分のレベルに合った学習ができ、効率よく力を付けることができます。
コンパクトなサイズで持ち運びに便利
手の平くらいのサイズで、コンパクトです。
移動中や隙間時間、TOEIC本番前に見直したい時などにも便利です。
著者の解説朗読とネイティブの音声付き
著者が解説を朗読した音声を無料で聴くことができます。
また全問題、空欄に正解を入れた形で米国と英国のプロのナレーターが朗読もしています。耳だけでも英語に触れておきたい。復習がてら聞きたい時などにも使えます。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の注意点
問題数は少なめ
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は全153問で、問題数としては多くはありません。TOEIC Part5,6の問題数が計46問である点を考えると、不十分では?と疑問に思うかもしれませんが、心配はいらないです。
問題数こそ少なめですが、Part5,6で頻出する文法事項を網羅しています。
解説が非常に丁寧で、学ぶ側が疑問を感じるであろう部分や思考プロセスに合わせて説明されているので、とても記憶に残りやすく、問題を大量に解かなくても効率的にスコアアップすることが可能です。
単元別の学習は終わっている状態が理想
先述した通り、「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」は、単元別にまとまっていないため、問題の順序が品詞→時制→関係詞→語法などバラバラに出題されます。
そのため、Part5の文法事項を体系的に学ぶ必要がある人や網羅的な学習が必要な人にとっては注意が必要です。
バラバラの形式だと、特定の単元に集中して学ぶことが難しいので、全体的な理解が不十分なままになる可能性があります。
900点超えを目標にしていなくても全問取り組もう
550点目標、730点目標、900点超え目標とレベルごとに取り組めるようになっていますが、900点超えのパートでも絶対に押さえておくべき項目が多く収録されています。
なので、900点超えを目標にしていなくても全問取り組むことをおすすめします。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の学習スケジュール
問題数が153問とあまり多くないので、1ヶ月程度で全問正解できる状態を目指すことをおすすめします。
スケジュールはこんな感じです👇
1週目:1章-4章に取り組む
2週目:5章-7章に取り組む
3週目:1章-7章総復習を行う
4週目:1章-7章通して正答率100%を目指す
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】の効果的な使い方!
1章~7章までの基本的な使い方は同じですが、1章に取り組む前に必ず0章を読み、Part5,6の解き方を学びましょう。
Part5,6は時間との闘いです。0章には、Part5,6の攻略法が詳しく解説されています。どこを見たらいいのか、何に気を付けて解けばいいのかをここで理解しましょう。
手順①:各章、解答目標タイム以内に解いていく
1章、2章、3章など、各章ずつに解いていきます。1問ごとに目標タイムと解き方のヒントが書かれているので、制限時間を守って解きましょう。
目標タイムをオーバーした問題は、チェックを入れておきます(始めは目標タイム内で解ける問題の方が圧倒的に少ないと思いますが、落ち込む必要はありません)。
手順②:答え合わせ+解説を熟読
解き終えたら、1問ずつ答え合わせをしていきます。
正解した問題:解説を読んで解答根拠と他の選択肢が不正解になる理由が合っていたか確認します。正解した問題でも根拠が言えなかったり、間違っていた問題は△を付けておきます。
間違えた問題:解答根拠、なぜ正解以外の選択肢が間違いなのかといった理由が説明されているので、解説を読んでしっかり理解しましょう。学んでいる側が疑問に感じるであろう点、思考プロセスまで予想して書かれているので、記憶に残りやすいです。
手順③:単語チェック
問題文と選択肢に出てきた単語で意味が分からないものがあれば、調べます。覚えることができるとなおよしです!
手順④:間違えた問題、△が付いている問題を解き直す
解答目標タイムを守って、間違えた問題、△が付いている問題を解き直します。これを正解になるまで繰り返します。
手順⑤:章を通しで復習
1問ごとの目標タイムを守って解きます。
全問正解になるまで、①~④を繰り返し、正解したら終了です!
余裕があれば:音読・和訳にチャレンジ
文法項目を押さえてスピーディーに解けるようになることも重要ですが、一文全体を和訳するトレーニングも英語力向上には必要です。
和訳・音読のトレーニングを重ねることで文構造が瞬時に取れるようになったり、読むスピードが上がるなど、Part7にも役立つ力を付けることができます。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】はこんな人におすすめ
下記のような人におすすめします✨
Part5,6の頻出文法事項をある程度体系的に学んだことがある人
基礎を固めた上での実践力強化に最適です。
パターン別で出題されると解けるのに、初見の問題は苦手な人
初見の問題に対応する力を養えます。
Part5,6の解答スピードを上げたい人
限られた時間内での回答スキルを上げることができます。
TOEIC試験日まで時間がない人、Part5,6の対策に時間をかけたくない人
効率的に短期間で学習が可能です。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】をおすすめしづらい人
・Part5,6の頻出文法事項を体系的に学びたい人
・Part5の文法事項を体系的に学ぶ必要がある人
・英文法の基礎知識(中学・高校英文法)が固まっていない人
・多くのPart5問題を解いて練習したい人
・じっくり時間をかけてPart5を学びたい人
には向いていないでしょう。
【1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急】に関するよくある質問と回答
アプリとペーパー版ならどちらがいい?
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」独自のアプリはなく、英語学習アプリの「abceed」で取り組むことができます。
アプリのメリットを挙げると、
・参考書を持ち運ぶ必要がない
・1問ごとの解答時間が自由に設定できる
・解答履歴で自分が苦手な問題が一目瞭然
・ペーパー版の参考書と同じ解説を読める
など多くあります。
しかし、これまで数多くの受講生をサポートしてきた経験から、確実に英語力をつけたいならペーパー版を推奨します。
理由としては、紙の参考書の方が記憶定着率が高く、集中して取り組めている方が多いからです。アプリ使用者は、分かった気になっているけれども実は理解していない。なんてことがよくあります。
紙の参考書では横にメモを書くこともできるので類似性に気づきやすかったり、情報を視覚的に整理しやすいという点も個人的にはメリットだと感じています。
英語初級者だけど使用したい
「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」の解説は非常に丁寧で記憶に残りやすい点が魅力です。しかし、問題がランダムに出題されるため、体系的に知識を整理するのが難しいことがあります。
その結果、解説をなんとなく理解して終わってしまう可能性があります。英語初級者の場合は、まずは下記参考書でPart5対策に取り組むことをおすすめします👇
TOEIC対策で悩んでいるなら
今回は「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」の特徴、魅力、効果的な使い方、おすすめする人、しない人、注意点などご紹介しました。気になった方はぜひチェックしてみてください。
また実際に、TOEICに関する悩みを相談したい、サポートに興味があるという方は、「武田塾English」で無料カウンセリングを承っていますので、お気軽にお問合せください。TOEICの場合、3ヶ月の最大スコアアップは365点、平均スコアアップは265点となっています。
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