首がもげるほど頷いたはるさんvoicy、ワンオペ育児の弊害について
先日配信されたはるさんのvoicyでめちゃくちゃ共感したので、アウトプットします。
こちらの回。
我が家も夫が土日も仕事あり、数日〜数週間の出張あり、平日も早朝から出勤し帰宅時間もまちまちなため、私も基本平日土日ワンオペ育児をする事が多く、ワンオペ育児については思うところがたくさんあります。
今回共感した部分は、
「物理的には回っているけど、ワンオペ育児をしている側の親は常にイライラしている状態で子どもに怒りっぽくなる状態を作り出している」
という部分。
それは、子どもに起こっている場面のその瞬間を見ただけではわからない、一人で継続して1人の子を見続けているからこそ、それまでの経緯があるからこそイライラが発生する、発生しやすい状況である、ということ。
あと、きょうだいがいると、片方の相手をしてるともう片方も相手をしてほしいと訴えてきます。でも、ワンオペだとどうしても物理的に「ちょっとまっててね」が増える。
待たされている子どもは小さなフラストレーションをずっと溜めていて、事あるごとにそれをぶつけてくる。
それは、甘えという形になって、すごくわがままを言ってきたり、理不尽な理由で怒ったり癇癪を起こしたりしてきます。
親が2人で子どもの相手をしていたら、きっともう少しそれぞれの話を聞けると思う。
ただワンオペだとそれができない。
しかも、子どもの相手だけじゃなく、家事も平行してやらないと一日が終わらない。
誰かがご飯作ってくれるわけじゃない。
惣菜買うにしてもデリバリーするにしても、その決断をする必要がある。
それを、子どもに遊ぼ遊ぼと言われながらやるのはこちらとしても結構なストレスがかかっています。
私が気になるのは、やはり、物理的にはどうにかなっていても、時間という概念がまだちゃんと染み込んでない子ども達をワンオペで時間通りに動かすのには結構な労力がかかること。そして、それは子ども達にとってもストレスがかかっていること。
それは、物理的にはなんとかなっていても、精神的な部分の負担は大きいということ。
そして、小さな子どもの時期の今、そのレベルを本当に求めるべきなのか?という疑問があります。
そもそも無理ゲーだとしたら、無理なのに頑張らせている毎日で、子どもも親もストレスフルな毎日って、子どもの教育上いいことなのか?と思います。
実際、4歳の息子は最近自分の否を認められなくて、悪いことや間違っていることに対して「ごめんね」がすぐいえずに、「〇〇ちゃんは悪くない、だって〜」とすぐ自己防衛の言い訳をするようになってしまっていて悩んでいます。
きっと、その背景に、私がいつも息子の話を聞いてあげられている訳ではなく、「わかったわかった」と流していたり、どうしても時間に間に合わせるために無理矢理急かして行動させている事があるのではないかと感じて反省しています。
でも、ワンオペ育児をしながら、朝のバタバタの支度、夕方以降の怒涛の家事、育児をこなすのには、子どもにゆっくり向き合っている心の余裕はあまりないというのが正直なところ。
ゆっくり向き合っていたら、その分は家事が後ろ倒しになり、結局は子どもの寝る時間が遅くなり子どもに負担をかけることになる。
ゆっくり子どもの話を聞く時間、もう片方のパートナーが家事を進めてくれていたり、もう1人の子どもの相手をしてくれていたら全然違うと思います。
「ワンオペ育児はやればできるけど、やらない方がいい」というはるさんの意見に、首がもげるほど共感します。
なぜなら、ワンオペしてる親だけじゃなく子どもにとって負担がかかるから。
自分がしんどいだけならなんとか頑張ればいいけど、子どもにも負担かけている事に気づいていながら見て見ぬふりをしてその生活を続けるというのは、すごく罪悪感を感じるし、なんかおかしいなと思います。
そんな負担を子どもにかけさせてでも、ワンオペ育児をしないといけないくらい長時間労働を続けるべきなのか?
そんな世の中で子供が増えるか?と言われたら、増えない。
少子化が続いているのも、そりゃそうだよね、と思います。
そんな事言ってもワンオペでやらないといけない現実があるのは事実だし、子どもに対しても甘やかさずに厳しくした方がいい、という考えもあると思うし、色々自分の中で折り合いつけて日々をこなしているのですが。
はるさんのvoicyを聴いて、見ないようにしていたことが言語化されていて、はるさんも含めて、コメント欄も読みながら同じ事思ってる人がこんなに沢山いたんだということを知って、
一人じゃないんだ、と思えた事がありがたかったです。
私ひとりで感じていたと思っていた違和感が、はるさんのような言語化の達人によって見える化されたような感じです。
もしまだ聴いてない方いらっしゃったらぜひ聞いてみてください。どんな世代の方にもおすすめです。