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「好きな事を好きにやる」のが難しいけど、できるようになりたい1

はい、では今からあなたの好きな事を好きにやっていいですよ~。それが、幸せに生きる道ですよ~。と言われて、「えっ……、どうしよう…。」って思っちゃうのなんでだろう。私の好きな事を好きにやるってどういう事だろう…?って思ってしまうの、かなり重症な気がする。だけど、好きな事を好きにどうやるんだろうって本当に、本気で困っている自分を見過ごしてウヤムヤにしてはいけないと思っている。

この部分にとことんつき合わないと、人生を転換できない気がするのよ。そこが最重要課題なんだと思う。肝心なキモ。今こそ人生の転機。

なぜ、好きな事を好きにできないのか。やりたい事がわからなくなってしまったのか。

自分の人生を自分で決めてきたようで、実は自分で決めた事が今まで無かったのかもしれない。自分が何をしたいか、自分が望む暮らしとは何か自分のアタマで考えていなかったのかも。

周りからの評価、と押し付けられた常識、のようなものにそってはみ出ないように生きてきたという事か?

私が20代だった頃、考えていた事。

デートは男が奢ってくれなきゃイヤ。軽自動車に乗ってる男はダメ。服がダサい男もダメ。ドラマの中のステキな女性になれれば、ドラマの中みたいなステキな男性が現れて結婚できる。結婚するならサプライズのプロポーズを受けて、婚約指輪も欲しい。経理とかの事務系仕事に就けば優秀と思われるかな。肉体労働はしたくない。雑誌、洋服、バッグ、アクセサリーを自由に買うお金が欲しい。でも、仕事は頑張りたくない。雑誌に載っている、一生ものの服やアクセサリーというやつを買いたい。モテたい。〇〇ちゃんは良い所にお勤めで家族想いで優しくていい子って言われたい。芸能人の〇〇と付き合いたい。

あぁ…恥ずかしい…。恥ずかしすぎる…でも、これらは誰の声だったのだろう?親?地域の目?友だち?常識?それとも自分自身の見栄か?見栄って他人の価値基準に対して自分はそれと同等か上であるって言いたいだけだよね。

考えてみれば、何と下らない。つまらないことで人生の時間を無駄にしたんだと思うけど、今立ち止まれただけラッキーなのかな。そう思おう。

とにかく、これで分かったこと。今まで40年近く生きてきて、自分のアタマで考えて、何かを決めた事がありません。いつも他人の価値基準に依るか、テレビやマスコミが発信する情報に踊らされて自分が欲するものも何かわかりません。と、こんな状態であるということ。

この事を認識して、まずはゼロ地点に立ちたい。

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