曼荼羅モチーフブランケット2号育成記録〜BBAの2023後半備忘録:その2
6、7、8月はこちら。
そういえば前回の記事を書いていて、そうじゃん!今年の夏は(夏の風物詩)、スカンク被害に合わなかった!うぉぉっと一人でちょっぴり盛り上がりました。スカンク屁被害についてはこちら。
9月。
気がつけば夏も終わり、眼科へいけば緑内障が進んでおり、要注意であること。10年以上お世話になっていたアレルギー・喘息の主治医が今年で引退してしまうことを知らされ落ちる。そのうえ、魔改造が施してある私の大腿骨(両方 特発性大腿骨頭壊死症)を手術してくれた外科医も今年で引退、なんということか。年明けは緑内障の手術についての問い合わせ、そして新たな主治医を探すというミッションが追加されてうへぁである。
仕事は新学期が始まり、にっちもさっちも進まぬ昇進・昇給話についにガチ切れ。すまんがなんの進展も見られない上に、貴方がた(新ボスとクソ同僚)は本当にクソであると結論せざるを得ないので、このまま労働組合、及び人種差別業務を行っているオフィスへの報告、さらに、君たちの上の人に正式な書状を送りつける。そんなレベルにまで行って、ようやく、給料が上がった。この段階で私はすでに署名ではないが、私をサポートしてくれる学内の研究者・教授などからの書状も集めていたため、それはそれで、報告書として、上のオフィスには提出した(結局、出した。上司等の評判?に関わることだが知ったことではない)。
実際のところ、システムの問題ではあるものの、やはりこれは人種、性差、それらを由来とする不公平であるというのが大方の見方だったのである。こうして私のクソ職場におけるクソのような状況バトルは1年と2ヶ月かけてようやく終了した。何が悲しいって、私はこの仕事がとても好きだし、自分でいうのもなんだが、研究者としてのバックグラウンドがあるため、客である教授や学生たちは良き職員であると言ってくださるのである。ありがてぇ。今は給料もあがったし、労働に見合う対価と評価をいただけるのでそりゃぁ喜んで労働させていただいておりますよ。上司らがクソでも。
BBAの在米歴も22年。これまで様々な人種差別事件に巻き込まれたことはあったが、仕事でもこれかよとちょっと切ない気持ちにはなった。差別ついては、人種、性別、LGBTQ+もろもろの事を書き散らかしているけれど、こちらが最初に書いた人種差別の記事。
そういや、この月は、こちらの大学院で2回、日本の大学で1回、講義をさせていただいた。毎度、毎度のことであるが、教壇に立つというのは本当に大変である。改めて向いてねぇよなぁ、こういうのは(注:院生時代は講義とかしてたし、一応、日本の中高教職免許を所持していた)と改めて痛感した次第。楽しかったけど、学生たちにとって有益なものであったら良いなぁと思う。
10月。
喘息大発作。久しぶりの大発作で入院3日間。4月の入院以来、半年ぶり、今年2回目。夏から仕事はいそがしかったし、疲れが溜まっていたのと、秋のアレルギーによるものであろうと言われたが、貧弱、貧弱ぅぅと私の脳内でディオ様(JOJO)が笑っていた。
そして試験である。試験。結論からいうと落ちた。3点足りずに。今回受けたのは、動物のリサーチに関するプロセスだとか法律だとか、そういうことの試験だった。なんせ元リサーチャーなわけだし、今の仕事をして10年以上。だが、私は落ちたことを恥じてはいない。なぜなら、なぜなら、である。
動物のリサーチ=げっ歯類のリサーチであった私なのである。そんな!実験動物用の豚の麻酔方法で一番良きもの、であるとか。羊の疾患、その予防・対処方法で一番、正しいものはなにか、などと聞かれましても…そんなもんカバーしきれんよ……
ここに至るまで私は凄まじい量の専門書を学習し、法律ドキュメント、軍関係の組織における特殊なプロセスやレギュレーションを学んだ挙げ句、げっ歯類動物の扱い方や法律だけでなく、ゼブラフィッシュ、犬、猫、大型家畜、海洋動物、サル、フェレット、うさぎなどの実験に関する法律や扱い方まで勉強したのだ。正直、心理学博士号過程の試験(GREのGeneralとSpecificというものが存在する)よりも大変であった。
だが、何より、夫アルゴが号泣した。引くくらいにわんわんと泣いて、あんなに勉強してたのに!理不尽だ!そんな問題、おかしい!うわーーーん!とエシディシ(ジョジョ)が降臨してしまい、なんか、うん……まぁ、次また頑張るよ、そんなこともあるよ、と、どちらが落ちたのかわからない状況であった。もう泣くなよ(心の中のトーンは声優・子安さん)と本来慰められる立場であるのに、何故か泣きに泣くオットを慰めていた。うん、まぁ、ありがてぇな!惜しみないサポートをくれる夫がいてな!
この月は試験の他にも仕事の大きなイベントがあり引っ張り出されたりして、編み物はほぼできなかったので、ブランケットの写真は無し。
11月。
そんなこんなで感謝祭の月であり、我が、誕生日月である。今年は3人のおばたちから別々の感謝祭ディナーに招待され、どこに行ってもカドが立つであろうし(アメリカだってそんなもんだ。親戚付き合いの軋轢・ドラマは多いのだ。それに我が家はそもそもドラマしかないんである。親族関係は)ということで友達の家にいったのだが、友達からもあちこち招待され結局、4件のお宅に伺うというイレギュラーな感謝祭ではあったが楽しかった。
去年もお邪魔してた友達の家でのサンクスギビング。
で、しばらく放置していた母用ブランケット作業も再開した。
感謝祭のちょっと前に初雪。やれやれ、また冬将軍がやってきた北の街。毎年のこととはいえ、げんなりである。今年は暖冬であるゆえ、雪が多くなるらしい(注:本当に寒いと寒すぎて雪すら降らない)
誕生日は、自分用プレゼントになんかハイテクなスチームモップとエアフライヤーなど8つの機能を備えるブツを購入。あと、長らく計画していたオフィス(書斎)模様替えプロジェクトのため、大きめのデスクと本棚を購入。ぶは、自分用プレゼント、買いすぎだったな、と今、書いていて気づいた。
夫からの誕生日は新しいテレビ台とトイレだった。
そう。トイレ。便器?便座?トイレ。日本ではすっかりおなじみタンクレス、ビデとかの機能付き、便座の温まるアレ。あれは日本では普通なのだが、こちらでは全然普通ではなく。初めて日本に帰国したときから、夫アルゴは並々ならぬ憧れを長年、持ち続け、今年、自分用(メインバスルーム)私用(2階にある小さいバスルーム用)に買ったのだ。あの日本式トイレを。しかし、何故か2階に入れるトイレ(私用)はなぜか不良品だったらしく、今、現在、変換手続きをしている。めんどくせぇ!
そして、12月……と行きたいところだが、10〜11月は桜井敦司さんとHeathさんの逝去でわんわん泣いたり、己龍さん(V系な)の無期限活動休止が宣言されたり(これらのことは書き尽くせぬほどに書きたいことがあるのでここでは踏み込まない)夏の始まりあたりからプロレス熱が再燃したり、夫のクラスの生徒(女子)に強烈に交際を迫られていたり、なんだかんだと書き記せないネタが盛りだくさんであるのと、更には、12月については今年のクリスマスもクレイジーであったので、そのクレイジーぶりも備忘録として書き記して置きたいため、次回に持ち越し。
大したことしてねぇなぁと思ったけど、2023年も私は感情と体調の振り幅マックスで過ごしていたのだなぁと書いていて思った。ちなみにこちらが去年のクレイジーなクリスマスの日々と、アメリカクリスマス事情もろもろを書いてみたを書き綴った記事。
あと、オットの毛もすげー育ちました。
あとは、X(いちいち元ツイッターっていうなら、もうツイッターでよくね?)見ていたら今年の #編みま戦果 というタグを発見したのだけど、鍵垢なのでこちらで披露いたしたい。2023年に編んだもの。
2023、編み物まとめ→ブランケットしか作ってねぇぇぇぇ!
ってことで、次回、CRAZYな2023クリスマスネタ。2023年、12月のまとめでこのシリーズ終了。