なぜチームを離れたのか
専門学生時の実習を含めると13年はスポーツ現場でアスレティックトレーナーとして仕事をしてきました。
その間にみた競技はバレー、バスケ、ラグビー、アメフト、相撲、バレエ、ダンス、野球、陸上、サッカー、剣道、柔道、弓道、スキー、バトミントン、体操。
自分はずーっと現場で選手と共に過ごすと思っていました。
私が社会にでて最初に関わったチームは、プロチームでした。トレーナーを含めメディカル体制が整いスタッフ人も充実していて選手サポートがすごくしやすかったです。
それから学生スポーツのチームに帯同するようになりましたが、トレーナーがいないチームも多くありました。私も一番多い時で約50人の選手を一人でみていました。圧倒的にトレーナーが足りない。。自分のやりたいことが最大限にできない。。それでも仕方ないのでうまくできることを考え、やり続けた日々。
そして何シーズンかをチームで過ごし、チーム全体で目指す目標に何年もかけて向かっていました。
それが達成できなかった年。
今の私でできることはもうない。全部出し切った感じでした。あの時の辛さは今頑張る原動力になっていますが、、
当時はそう思えず、、
監督、コーチの前で、、気持ちが込み上げて大泣きしてしまいました。 あの時はすみませんでした。。
自分の知識、スキルを増やさないといけない。
そして私の目指すトレーナーは
どんな選手にも専門的な知識のあるトレーナーがいること。
当時の現状で、チームにトレーナーがいないチームはトレーナーのケアが受けれない。。
これは私が最初に目指したトレーナーの理想ではない。
こんなことから、私はチームを離れることにしました。
まず、自分をもっとレベルアップさせる。
トレーナーを増やす。
選手のサポートをできる人を増やす!
と。
そしてスポーツ現場を離れると、、
一般の人でもアスレティックトレーナーを必要としている人たちがいることを知りました。
そうなのか!!!
じゃあ、アスリハルーム(選手が体のケアをしにいくアスレティックトレーナーがいる部屋)のようなスタジオをつくろう。
アスリートも一般の人もだれでもこれるそんなジムがあればいいな!と思ったのがスポーツ現場で13年過ごして思ったことでした。