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素朴な絵に癒される

特別展「日本の素朴絵」を見に行きました。

この展覧会を知ったのは、駅で見かけたポスターです。一目惚れで、もうこれは行くしかないと。


特別展「日本の素朴絵ーゆるい、かわいい、たのしい美術ー」
https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=1498


どこからこれだけの作品を集めてこられたのか。展示品はどれを見ても、ゆるい。ぬけているのに、この存在感たるや。好き! と言わざるをえません。

埴輪や土器、仏像や狛犬などの立体もありました。なんというか、いい顔をしている、と言いたくなる愛らしさ。

絵巻や絵、掛け軸など皆それぞれに個性的。
笠をかぶった托鉢の絵がかわいい。少ない線でこんなに愛らしい絵が表現できることに、墨の絵は奥深いと思いました。

展覧会の図録にも愛と遊びを感じます。
表紙のざらっとした和紙のような紙質と、本の角を丸く加工するという手間のかけかた。本文にちりばめられた、展示品のゆるキャラ達による吹き出し。
その楽しさとおもしろさに、つい図録を買ってしまいました。

これらの魅力を言葉で伝えきれません。今まで知らなかった作品に出会えて楽しかったし、自分も素朴な絵が描きたくなりました。最近のnoteの絵柄がゆるいのは、影響を受けたせいです。いい刺激になったことは間違いありません。

最後に、展覧会の広告チラシについて。思いのたけを書きなぐったラクガキを一枚のせて終わります。


ああ好きです、素朴絵。

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