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パドレス、1年ぶりのプレーオフへ勝負の9月

※ヘッダー画像は
https://x.com/padres/status/1830289618685894687?s=46より。
※全ての商用的あるいは著作権侵害の意図を放棄して投稿します。


皆さん、こんにちはRINです。
本日ついにタティスが復帰し、勝利!!
更に地獄の18連戦を10勝8敗で終えました。
やったぜ!!
みんな、お疲れ様!
明日はゆっくり休んでね!

こんなに気分が良い日はnote書くしかありませんね。
では、早速僕的に勝負の9月、パドレスがどういう戦いをするのか、書いていきたいと思います

1.前半戦


3月:3勝3敗
4月:12勝15敗
5月:16勝11敗←アラエス加入
6月:15勝13敗
7月2日〜7月14日:4勝7敗

僕の感情

開幕前、同地区の絶対王者ドジャース、昨年ワールドシリーズ出場のダイヤモンドバックス、オフに大型補強を敢行し注目されていたジャイアンツに劣るとされていたパドレスは前半戦勝率5割をウロウロします。
開幕前、地区優勝はパドレスだ!と予想していた僕にとっては信じられない結果です...
カブス戦8ー0から大逆転勝利、ナショナルズ戦ドラマティックにスイープ、5回のBEAT LAとかあったんだけど...ね。
しかも、この5割。
そんじょそこらの勝率5割とは格が違います。
なんと前半戦、パドレスが勝率5割になった回数は驚異の25回!!
25回ですよ!25回!!
ちなみに前半戦圧倒的強さで両リーグ勝率トップのフィリーズは勝率5割になった回数は僅か5回、ア東のヤンキースに至っては0回です。
ね、格が違うでしょ、パドレスの5割力笑笑(笑えるのは後半戦の大幅勝ち越しがあるから)


では、何故勝率5割をウロウロしたのか。
理由は大きく分けて3つあります。


1つ目
弱きを助け強きを挫く

どこのチームもそうだと思うのですが今シーズンのドジャースやフィリーズ、アストロズ、ヤンキース、オリオールズのようないわゆる超強豪には中々勝てませんよね。
スイープなんて出来たら奇跡ですし、勝ち越せたらラッキーです。
選手も揃ってますし、長年培った経験や若手の勢いがありますからね。
ですが、前半戦のパドレスは違います。
真逆です。
強いチームには勝ちますが弱いチームには徹底的に負けます。
対エンゼルス3連敗、対メッツ3連敗、対ブルージェイズ1勝2敗、対ロッキーズ2勝5敗、対カージナルス1勝2敗、対マリナーズ2敗。
弱いチームに勝ったのは開幕早々白旗を上げたマーリンズとアスレチックスのみです。
本当に楽な日程じゃなくて助かりました。
楽な日程だったらマーリンズのように4月に白旗あげてます、多分。


2つ目
投手陣崩壊

韓国シリーズ終了後、シースを獲得し、シース、ダルビッシュ、マスグローブ、キングの4本柱を手に入れたパドレスですがダルビッシュ、マスグローブが5月に離脱し、呆気なくこの4本柱は崩壊します。
こうなるとウォルドロンとヤンキースからソトとのトレードで獲得したバスケスがローテに入らなければ、ローテーションすらまともに回せないため、どうやってもリリーフに負担が行き、疲労が貯まるようになります。
一部のファンの間ではシルト監督の継投がやばいと議論されていますが個人的にそれは半分正解、半分不正解かなと思います。
確かにやばいところもあります。
僕自身も継投を疑問視したのは一度や二度ではありません。
かなりあります。
ですが、昨シーズンまでかなりのイニングを食っていたスネル、ワカ、ルーゴ、更には絶対的守護神だったヘイダーが抜け、長期契約組である、ダルビッシュとマスグローブ頼みだった今年のパドレス投手陣から一気にマスグローブ、ダルビッシュが抜けたわけです。
ヘイダーの穴はスアレスが見事に埋めてくれましたがオフは金銭の問題でソトを放出せざる終えず、まともな補強が行えず、マルティネスもいなくなりました。
代わりに来たのは松井裕樹、コ・ウソク、W・ペラルタ、コレック、デロスサントス、キング。

補強組の結果は以下のとおりです。

コ・ウソク

母国韓国開催を前にマイナー落ち。
その後、アラエスとのトレードで放出。
現在はMIA傘下のマイナー。

W・ペラルタ

41試合に登板も防御率4.50
7月10日のマリナーズ戦を最後にIL入り(現在は復帰済み)

コレック

42試合登板防御率5.21
7月31日のドジャース戦を最後に60日IL入り

デロスサントス

DFA

活躍したのはキングと後半戦盛り返した松井裕樹のみというあまりにも厳しすぎる結果。
更にウォルドロン、バスケスの活躍は4、5番手止まり、エンゼルス戦でデビューしたメイザーはその後打ち込まれ、トレードでMIAに放出、アビラもDFA。
こうなるとかなりの対価を払ってでもトレードデッドラインにて、ベテラン先発のペレスと多数のリリーフを獲得してきたプレラーGMの姿勢はある程度評価されるべきだと思います。
プロスペクトは所詮プロスペクトですからね。

3つ目
マチャド、ボガーツ、キャンプサーノの不調、タティスの長期離脱ソトの穴

この4人の不調や離脱で出来た穴、更には現NYYソトで出来た大きな穴を打撃でプロファー、アラエス、クロネンワース、D・ペラルタ、ソラノ、ヒガシオカ、守備でキムが埋めていた訳ですから他のコンテンダーのようには勝てる訳ないんですよね。
あのLADでさえ、ベッツとフリーマンが離脱して、大谷さんが不調だった時は勝てなかったじゃないですか、それと一緒です。


2.後半戦

オールスターブレイクを経て、待ちに待った後半戦パドレスは怒涛の快進撃で現在ナリーグ西地区単独2位、ワイルドカード単独首位に君臨しています。

タティスの笑顔可愛すぎるからみんな見て


いやー、前半戦5割ウロウロしてたのが嘘みたい笑
ちなみにパドレスの後半戦は29勝12敗勝率.707。
うーん、これはBEAT LAしちゃうね。
つーか、全然射程圏内。
たった5ゲームだし。
明日からも勝って、18年ぶりの地区優勝しよう!!


3.なぜ、前半戦5割ウロウロチームが後半戦こんなにも勝てているのか。

①チーム投手成績の向上

今シーズンMLBトップのチーム打率、安打数を誇り、得点は全30チーム中6位。
更には三振数もMLB最少と打ちまくっているパドレス。
(本拠地ペトコパークは投手有利のため、長打が少ないのはしょうがない)

しかし、前半戦の振り返りでも述べたように投手有利のペトコパークを本拠地に持ちながら投手陣がかなり打ち込まれるという弱点を持っていました。

そこでプレラーGMはトレードデッドラインにて、リーグ屈指のクローザータナースコット、2023アメリカ代表のジェイソン・アダムらを獲得し、絶対的守護神スアレスに繋ぐまでの選択肢を増やし、前半戦よりもかなり健全な投手運用が出来るだけの駒をチームに与えてくれました。

その結果、前半戦4点台だったチーム防御率は4.16から3.66まで改善し、チームFIPも3.97から3.37に改善。
リリーフ補強だけでなく、戻って来てからのマスグローブが本当にエースのピッチングをしてくれていることやペレスの活躍もありますがダルビッシュを欠いた状態でここまで改善したならダル復帰後は更に改善すると思っています。
前半戦登板過多だった松井裕樹もここ最近は健全な運用が出来ているおかげか前半戦より全然安心して見てられますしね。

欲を言うならシース、キング、モレホン、エストラーダにかなりの疲れが見て取れるので何回か休ませたいですがそれは今のチーム状況的に無理ですね。
ダル次第でシースとキングどちらかは可能かもしれませんが笑


②とにかく打つ


前半戦打率.261、本塁打109、448得点の勢いのまま、後半戦もタティスを欠きながらチーム打率.274、本塁打51、216得点を叩き出しているパドレス。

補強のおかげで失点が減ってるんだから前半戦のように打てればそりゃ勝つよね!!


③ジャクソンメリルとかいう神

とにかくメリルはチームを助けます。
今シーズン8回以降で同点or勝ち越しホームランを打ったのは8月26日のメッツ戦、ディアスから打った19号でなんと6度目。

全てのホームランを貼りたいところですがそれをやると大変なことになるのでMLB公式が纏めてくれた動画のリンクを貼っておきます。

みんなでメリルを見ましょう。

PS.プレラー、エクステンションはよ


④みんなのアイドルプロファー

開幕前、誰が予想出来ただろうか。

今年初のオールスターに選ばれた元No.1プロスペクトのプロファー。
LADのウィル・スミスに彼は大したことないと言われていましたが漢プロファーは成績で黙らせます。
彼が今年のパドレスを支えたMVPです。
ポストシーズンは勿論、来年も単年契約を結んで活躍してもらいましょう。


⑤3人のベテラン

ソラノは前半戦かなり頑張ったので落ちて来ていますがペラルタとヒガシオカはポストシーズンまで期待できそうな活躍を見せてくれています。
タティスが復帰したとはいえ、無理をさせてまた怪我をしては元も子もないのでペラルタにはまだ頑張ってほしい。
プロファーの時も言いましたがヒガシオカが16本塁打打つなんて誰が想像出来たでしょうか。
ペラルタ、ソラノは残念ながら今シーズンでお別れでしょうけど、ヒガシオカはサブとして非常に優秀すぎるので短い年数で延長してほしいです。
キャンプサーノは捕手として期待出来ないので。


4.地区優勝へ

可能性こそ低いが0ではない地区優勝。
今シーズンはアストロズが10ゲーム差、ロイヤルズが9.5ゲーム差を追いついたりと追い上げが目立つシーズン。
パドレスは首位ドジャースとかなり相性が良く、シーズン勝ち越しを既に決めているため、並んだ場合アドバンテージが発生します。
つまり、パドレスは9月25日〜27日に行われるドジャース三連戦までに1つでも多くゲーム差を縮めておきたいわけです。
こうなるとキーになるのは本拠地ペトコパークで行われるアストロズ戦。
アストロズ戦までに3ゲーム差くらいまで縮められていた場合、次戦はホワイトソックスなのでかなりパドレス有利になります。
ドジャースの相手はロッキーズですがロッキーズは侮れない強敵ですからね。



5.プレーオフ争い

先に願望を話したのでここからはリアルな話。
個人的にパドレスは1位でプレーオフに行けると思います。
理由としては投手力で勝ると思うから。
Dバックスを贔屓に見てる訳ではないので間違ってるかもしれませんがドジャース4連戦を見る限りDバックスの先発陣かなり厳しくないですか?
あの投手陣だと野手が打てなくなった瞬間に転落しそうに思えるんですよね。
メッツ、ブレーブスも迫って来ていますし、メッツは普通に強い。
なので僕は1位パドレス、2位メッツ、3位ブレーブスで決まると思います。


6.パドレスのポジ要素

①復帰組が激アツ

後半戦絶好調のパドレス。
この勢いは更に加速する可能性が高いです。

まずはこの男

そう、ムース🫎ことジョー・マスグローブです。
先ほども述べましたがマスグローブは復帰後、本当にエースです。
シース、キング、マスグローブ、ダルの4本柱が本調子になったらナリーグトップクラスと言っても過言ではないと思うし、プレーオフは絶対にめちゃくちゃ強いです。

続いては!

球界のスーパースター、タティスjr
復帰初日の今日は調整不足感が否めませんでしたが彼はスーパースターなのでちゃんとポストシーズン前後に合わせて、チームに爆発的勢いをもたらしてくれることでしょう。
今の打線に絶好調のタティスが来ると考えてみてください。

ね、めちゃくちゃ怖いでしょ?

最後

ダルビッシュだと思いますよね。
勿論、ダルビッシュにも期待していますがダルビッシュよりも個人的にはキムが復帰した時の方が大きいと思います。
調整出来ているのか不明なダルビッシュよりも守備で確実に貢献してくれるキムが早めに戻って来た方がチームにとってのプラスは大きいです。
ただ、LADからアーメドを補強したので時間がかかる可能性が高いのが気かがり...


6.〆

ここまでお読みいただきありがとうございました。
読みにくかったり、わかりづらい箇所がありましたらお気軽にコメントお願いします。

では、また!

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