敬語(けいご)の使い方
Question 1 【 】のようなときは、どんな言い方をするのがよいでしょうか。
もっともふさわしい番号(ばんごう)で選(えら)んでください。
A 【ほかの学校へ移る(うつる)ことになった先生に】
①先生、お手紙をお出ししたいので、ご住所を教えてくださいませんか。
②先生、お手紙をお出ししたいので、ご住所を教えてくれませんか。
③先生、お手紙をお出ししたいので、住所を教えてください。
B 【市内の小学生の展覧会(てんらんかい)を見てきた生徒(せいと)が、先生に感想を求めて】
①先生も展覧会に行かれたそうですが、どうでしたか。
②先生も展覧会にうかがったそうですが、いかがでしたか。
③先生も展覧会にいらっしゃったそうですが、いかがでしたか。
C 【昼休み、担任(たんにん)の佐藤(さとう)先生はどこにいるかと、保健(ほけん)の先生に聞かれて】
①佐藤先生は理科室にいました。その後は職員室(しょくいんしつ)にもどるそうです。
②佐藤先生は理科室にいらっしゃいました。その後は職員室にもどられるそうです。
③佐藤先生は理科室におりました。その後は職員室にもどるそうです。
Question 2 【 】のようなときは、どんな言い方をするのがよいでしょうか。
もっともふさわしい番号(ばんごう)で選(えら)んでください。
A 【社会人のいとこに、進路のことで相談したいと思って、メールで】
①進路のことでお目にかかって相談したいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
②進路のことでお会いくださって相談したいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
③進路のことで拝見(はいけん)してご相談を申し上げたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
B 【となりの家のおばあさんが庭で重そうな植木鉢(うえきばち)を動かそうとしていたので】
①その植木鉢を動かすのでしたら、ぼくが手伝い(てつだい)ましょうか。
②その植木鉢を動かすのでしたら、ぼくがお手伝いになってあげましょうか。
③その植木鉢を動かすのでしたら、ぼくがお手伝いしましょうか。
C 【町のサッカークラブの監督(かんとく)から、夏の合宿(がっしゅく)に参加(さんか)するかどうかを聞かれて】
①今すぐには答えられないのですが、明日じゅうにご連絡(れんらく)します。
②今すぐにはお答えできないのですが、明日じゅうにご連絡します。
③今すぐにはお答えすることができないのですが、明日じゅうに連絡します。
Question 3 【 】のようなときは、どんな言い方をするのがよいでしょうか。
もっともふさわしい番号(ばんごう)で選(えら)んでください。
A 【校内放送で伝え(つたえ)ようとして】
①先日、国民体育大会(こくみんたいいくたいかい)に県の代表として参加(さんか)された山本先生のお写真が、体育館に展示(てんじ)したあります。みなさん、ご覧(らん)になってください。
②先日、国民体育大会に県の代表として参加した山本先生のお写真が、体育館に展示してあります。みなさん、見てください。
③先日、国民体育大会に県の代表として参加した山本先生のお写真が、体育館に展示してあります。みなさん、拝見(はいけん)してください。
B 【教頭先生がよんでいると友達に言われて】
①先生がよんでおられると聞き、来ましたけと、何ですか。
②先生がよんでいるって聞いて、来ました。何かご用でいらっしゃいますか。
③先生がよんでいらしゃると聞き、まいりました。何かご用でしょうか。
C 【担任(たんにん)の先生から、入院している祖父(そふ)の容体(ようだい)を聞かれて】
①母がおっしゃるには、「昨日が峠(とうげ)で、だんだんよくなる」とお医者さんは言っているそうです。
②母が言うには、「昨日が峠で、しだいによくなる」とお医者さんはおっしゃっているそうです。
③母が申されるには、「昨日が峠で、ちょっとずつよくなる」とお医者さんは申しているそうです。
answer
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Question 1 のこたえ
POINT・・目上の人に関(かん)することを言うときは、その人の動作、その人に関係(かんけい)することを高めて言うことを尊敬語(そんけいご)といいます。
A)① 住所は先生に関することなので「ご」をつけます。「くださる」を使う
B)③ 「行く→いらっしゃる」を使います。
C)② 「いる→いらっしゃる」「もどる→もどられる」
Question 2 のこたえ
POINT・・自分や自分の身内(みうち)に関係のある物事を低めて(ひくめて)言うことによって、相手をうやまう気持ちを表す言い方を謙譲語(けんじょうご)といいます。
A)① 「会う→お目にかかる」「お会いする」を使う
B)③ 「手伝う→お〜する」を使う
C)② 「答える→お答え」「連絡する→ご〜する」を使う
Question 3 のこたえ
POINT・・相手側(あいてがわ)のことについては高める言い方「尊敬語(そんけいご)」をつかい、自分側のことについては低める(ひくめる)言い方「謙譲語(けんじょうご)」を使います。
A) ① 「参加した→参加された」「見て→ご覧になって」を使います
B) ③ 「先生が呼ぶ→よんでいらしゃる」「来ました→まいりました」を使う
C) ② 「母が言う→そのまま(身内には敬語はつかわない)」「お医者さんは言う→お医者さんはおっしゃる」を使う
おつかれさまでした。