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はじめまして。旅するおむすび屋です。

「はじめまして。旅するおむすび屋です。」

と、自己紹介をすると
「何をしてるんですか?」という質問をよくいただきます。

タイトルを読んで、同じ疑問を抱いたあなたへ。
そして、旅するおむすび屋のことは何となく知っているけど
結局何しているかよく分からないというあなたへ。

旅するおむすび屋の菅本が、
旅するおむすび屋のあれこれについてまとめましたので、
ぜひご覧くださいませ。


①旅するおむすび屋について

旅するおむすび屋は、2017年に私 菅本香菜(すがもと かな)と友人とで立ち上げました。
友人が実家に帰り生活スタイルなどが変わったこともあり、現在は菅本のみが旅するおむすび屋として活動しています。
(友人とは活動は共にしなくなりましたが、今でもとても仲が良く尊敬している友人の1人です^^)

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【旅するおむすび屋が目指すこと】

私の目標は、「食べることは生きること。そして生きる喜び」だということを1人でも多くの方に共有し、次の世代へ“美味しい”を繋いでいくことです。

普段当たり前だと思っていた食事の裏側にあるストーリーを知ること、地元に素敵な食文化が受け継がれていることを知ること、そういったことを通して食べる喜びに気づく。
そんな気づきをお届けすることで、日本の食の魅力を日本中・世界中へ、そして未来にまで繋げていく活動になるのではないかと思っています。

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【なぜおむすび?】
おむすびを軸に活動している理由は大きく分けて3つです。
1)日本人にとって身近な食べもので親しみがある。老若男女問わず一緒に楽しめる。
2)全国、関われない地域がない。(その地域の良さを活かせる)
3)海外の方からも“日本のソウルフード”として認識されつつある

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【旅するおむすび屋を始めることになった原点】

私が食に関心を持ったキッカケは、中高生時代の拒食症経験です。最低体重は身長約160センチに対して23キロ、6年間ほぼごはんを食べられず心も体も苦しい状況でしたが、そんな時があったからこそ、完治したときに食べられる喜びを知ることができました。「食に苦しみ、食に救ってもらった私だからできることをしたい」というのが私の原点です。
拒食症時代の体験は以下の記事にまとめています。


②どんな活動をしているの?

旅するおむすび屋は、“おむすび屋”と言っていますが、
店舗を持っている訳ではありません。
こんな活動を中心に行っています。

【おむすびワークショップ】
全国各地、お声がけいただいた地域を訪れ、その地域の方と一緒におむすびを結びます。基本は、各地の自治体さんや企業さん等がイベントを主催されていて、そこにゲストとして呼んでいただく形が多いです。
おむすびワークショップを開催する目的は主催者さんによって様々ですが、いくつかピックアップします。

1)地元の人に、住んでいる地域の食の魅力を知ってもらいたい
住み慣れている地域でも、意外にその地域にどんな食材があって、どんな生産者さんがいるのかということを知らないことがよくあります。
おむすびという老若男女問わずみんなで気軽に楽しめるおむすびを通して、地元の食の魅力について知ってほしいという自治体さんや企業さん、NPOさん等とおむすびワークショップを実施させてもらうことが多いです。

▼参加者の皆様に地元食材についてより深く知ってもらうために、行なっていること
・事前に実施地域の食文化について調べておく
・ワークショップの場になるべく生産者さんに来ていただく
・定番おむすび具材の産地であれば、それを使って新しいおむすびづくりの実験をしてみる(例えば、和歌山の梅干し、福島楢葉町の鮭など)

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2)子ども達に食べる大切さを伝えたい
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、などにお伺いしておむすび授業をさせてもらっています。
幼稚園では、“はじめての料理”ということで、自分でおむすびを結んでみたり。
東京の中学校では、生産者とほぼ会ったことがない生徒さん達向けに、調理実習の中で生産現場のこともお話ししながらおむすびを結んだり。(おむすび調理実習の次の授業では海苔漁師さんにお越しいただいて、リアルな生産の話しもしていただきました)
農業高校の生徒さんと一緒にご当地おむすびを開発したり・・。
また、食や食卓の大切さを伝えるという意味で、私が過去に6年間の拒食症闘病を乗り越えたということがあり、その時の経験をお話しさせていただくことも多いです。

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3)地元の人同士のコミュニティの場をつくりたい
老若男女、興味関心も違う方々が集まる場で、人と人との距離を近づけてくれる食卓。
ただ食べるだけでなく、みんなでごはんを作ればより仲良くなれます。
技術も特に必要なく、みんなにとって親しみやすいおむすびを、みんなで結んでみんなで食べる。とても簡単なことですが、イベントが始まるまでの時間は緊張感に包まれていた会場にも、イベントが終わる頃には緊張がとけ、温かい場になっています。

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【書籍制作】
47都道府県のおむすびを取材し、おむすびを通して地域の魅力を届ける書籍の出版が決定しました!
2021年夏から取材を本格的に開始し、2022年中に出版することを目指しています。
全国を取材してまわるにあたってクラウドファンディングを実施、474名の方に約460万円の支援をいただきました。

取材を進めるにあたって全国で撮影してくださるカメラマンさんも募集、12名のカメラマンさんとチームを組んで取材を進めています。地域の食の魅力はもちろん人の温かさなど丁寧に切り取ってくださるカメラマンさんばかりで、これからがとても楽しみです!

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取材先に関してはFacebookで『おむすびの友』というグループを作り、全国の方に情報をいただきながら取材先を決めています。

各地での出会いやおむすびについては、カメラマンさんに撮影いただいた写真と共にInstagramにアップしています◎ぜひチェックしていただけたら嬉しいです!

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【GOOD EAT CLUB 商品セレクト・商品開発】

関東を中心に飲食店を展開されるカフェ・カンパニーさんとNTTドコモさんが連携して立ち上げたEC(エモーション・コマース)『GOOD EAT CLUB』でのお仕事。
私が全国で出会った素敵な食品をセレクトさせてもらったり、食品やキッチングッズの商品開発に関わらせてもらったりしています。

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【地方自治体さんのPR企画】
地方自治体さんとのお仕事も多いので、下記いくつかピックアップします。

(1)各地でのおむすび旅を発信して地域の「食×観光」をPRをさせてもらっています。
▼『日本海縦断観光ルート協議会』さま(WILLER株式会社さまと日本海沿岸自治体さまが立ち上げた協議会)とのお仕事。日本海の日常を感じられる美味しい旅を発信しました。

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(2)ふるさと納税セットの制作
▼フルーツトマトの産地として有名な高知県日高村さんと共同で「トマトが好きになる日高村産フルーツトマトの炊き込みご飯セット」を制作しました。
家族で楽しんでいただけるよう、オリジナルの絵本もセットにしました。

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(3)地域の食材をPRするイベント企画
▼地域食材をPRするためのイベント企画・運営などをお受けしています。これまでに高知県れいほくエリアや福島県さんなどとご一緒させていただきました。

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【おむすびツアー】
全国を巡る中で、たくさんの素敵な生産者さんに出会います。そんな生産者さんと生活者をつなぎたい、ということで「おむすびツアー」を企画して、私たちの旅先に関心のある方と共に各地を巡っています。

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【絵本づくり】

全国各地を巡ることがお仕事だった私たちですが、
感染症拡大の影響を受けてなかなか旅ができなくなりました。

旅して、おむすびをむすぶ。
それができなくなっても、私たちの想いを届ける方法はないか?

そう思って着手したのが「絵本づくり」です。
食卓を楽しむキッカケや食の裏側や地域の食について想像するキッカケを
絵本でつくりたい。ということで完成しました!


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保育士さんや印刷のプロの方などにご協力いただき、
私たちが届けたい想いをより素敵な形にすることができました。

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今のお仕事をザッとまとめるとこんな感じです!
とても長くなりました!
旅するおむすび屋として、「こんなこと一緒にやってみない?」というお声掛けから
お仕事がどんどん広がっていきました。
ありがたいことです。
これからも皆さんの力をお借りしながら旅するおむすび屋をアップデートしていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします!


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