ADHDと疲れやすさ
先日書いたADHDと大学受験という記事に割と多くの人がいいねしてくださり本当にうれしいです。
まだあの記事を完成させていないのですが、今回はADHDと疲れやすさについて書いていきたいと思います。
本当に疲れますよね。
疲れるというと怠けているように思われたり、「若いのに疲れたなんて」と言われたりすることが多いのでなかなか口にできないことが多いのですが、毎日毎日帰ってきたらぐったりするくらい疲れています。
どうしてこんなに疲れやすいんだろう…と考えることがよくあるので調べてみた結果や私の見解を述べたいと思います。
調べてみた結果、集中しすぎる、いろいろなものに過敏になる、周りに適応しようと必死になる、思うように睡眠がとれないなどが挙げられるそうです。(どれも当てはまるなあ…)
集中しすぎる、つまり過集中ですよね。ADHDの特性の一つです。興味があることにふつうのひと(ここでは定型発達のひとのことです。)がびっくりするくらいのめりこんでしまう。興味があるというか、最初は興味がなくても一度はまってしまったら抜けられないようなかんじですかね。あるあるです。テキトーに出しておけばいいような課題でさえもはまるともう止まらくてすごい長時間のめりこんでいることがよくあります。大学生になってからは課題をやるためにスマホやタブレット、パソコンなどの電子機器を使うことが多いので目や肩、腰も悪くします。非常に疲れを感じます。
いろいろなものに過敏になる。感覚過敏ですね。これもあります。この症状はどちらかというとADHDというよりもASDのひとの症状として取り上げられることが多い気がします。ADHDのひとはASDを併発している場合も多いですね。私自身もこの感覚過敏のせいで外に出ると本当にいろいろなことに対してストレスを感じるのでよくわかります。感覚過敏と言ってもひとそれぞれなのですが、私の場合は聴覚、触覚に感覚過敏があるなと感じます。たとえば、聴覚の過敏でいうと、人の声、足音、キーボードのタッチ音が必要以上に気になるということ。雑音とまとめられるような些細な音なのに、すごく気になってしまうんですよね。あまりにも気になると課題などをする際には全く集中できないので、私は比較的音の少ない図書館で作業することが多いです。(それか夜の学校。)図書館で少しでもしゃべっている人がいると気になってしょうがないのでおしゃべりは本当にやめてほしいです。触覚の感覚過敏に関しては衣服に対して感じることが多いです。私の場合はかさかさしたタイプのチュール素材が苦手です。あれが肌にふれると悲鳴を挙げたくなります。このまえ間違って苦手な素材のものを買ってしまい後悔しています…。あと、感覚かはわからないのですが、気温湿度に対してかなり過敏だと感じます。夏の暑いのも冬の寒いのも耐えられません。特に夏。少しでも暑い、蒸し蒸ししていると感じたら不快になります。家だと調整できるからいいのですが、公共施設だと空調がおかしかったりして気分が悪くなります。なので夏は極力家に引きこもっていますね。(海やプール、BBQはしたいのでそのときくらいは我慢します。)
周りに適応しようと頑張ろうとする。これもありますね。学校のカウンセラーさんに「あなた適応障害起こしているかもよ」と言われたことがあり、そうかもなあと思うことがあります。必死に追いつこうとがんばるのですが報われない…そんなのばかり繰り返していると本当に疲れますよね。大学はまだ障害に対して理解が深いので生きやすいですが、中学高校は本当にしんどかったのを思い出します。常に比較されているように感じるのです。発達障害を持つ子にとって「他者との比較」がモチベーションに変わることって少ない気がします。大抵は、どうして自分はできないんだろうという自責の念に駆られたり、劣等感をいだいたりすることにつながるのです。必死に頑張るのに、結果がでないから認めてくれるひとがなかなかいない、どこまでがんばればいいのかよくわからない、そのことから疲れやすさにつながっているのではと考えます。
最後ですね。睡眠不足。これもありますね。最近わたしも眠れません。スマホとの格闘を毎日くりひろげており、寝付けないとなったらスマホをみてしまうので余計寝付けなくなってきづいたら3時なんてこともざらにあります。それでも起きなきゃいけない時間はあるわけで毎日睡眠不足だなあと感じます。あと、エネルギーを日中消費しすぎているので睡眠がふつうのひとよりもっと必要なのだろうなとも思います。(よく3度寝してしまうので。)大学生はまだいいです。午後から学校いけばオッケーみたいな日もあって、そこまでは寝ることができるので。
はい。
こんなかんじですかね。
ほかにといえば、やることの優先順位をつけるのが苦手ということが挙げられます。これが疲れやすさにどう影響しているかというと、やはりやることを絞れていたら最小限のエネルギーでなんとかできるのですが、優先順位がしっかりつけられていないともうてんやわんやでやりたいこと、やらなきゃいけないことをたくさん抱えながら一日を過ごさなければなりません。優先順位がつけられない、取捨選択ができないという点で、かなりのエネルギーを費やしてしまうから疲れやすくなっているのかなと考えます。
どうしたら疲れを最小限におさえられるんだろうと考えるとやはり外にでたくなくなりますね。外に出るとストレスフルなので。でも外にでないとどんどん鬱っぽくなっていくので出不精もよくないなと思ったりします。
それでは、おやすみなさい。