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~DV彼氏に感じた最初の違和感~
専門1年の初夏に付き合うことになったDと私。
目の前に夏休みが近づいており、テストがやってきました。
私は、真剣に勉強していましたし高校の時に培っていた内容で、赤点なしで成績も問題なしで夏休みを迎えました。
ところがDは赤点だらけ。再試の嵐でした。
私は夏休みは実家に帰ると決めていたので、帰る日までバイトを詰めこんでお金を稼いでいました。
するとDは、バイトばっかりで全然相手してくれない!と少し怒り始めました。
ん?と思いましたが、確かに付き合ってすぐなのに蔑ろにしていたなと思い、ごめんねと謝りました。少し会う時間を作り、街に買い物に行ったり家に遊びに行ったりして、時間を作るようにし、実家に帰る日になったので、帰りました。
私が実家に帰っている期間Dは追加講習と再試験に追われていました。
再試験に落ちると留年の可能性がでてきます…
さらに再試験にはチケットが必要でそのチケットはお金を払って買わなければなりません。(専門学校ってこんなものなのかな?)
実家で楽しく過ごしていると、DからLINEが来ました
「俺が再試とか講習受けてるのに実家に帰るとかありえない!成績いいんだから普通俺に勉強教えたりしてサポートするでしょ。見捨てるんだ。」
え!?!?!?!?!? と私は思いました。
勉強しなかったのはDだし、私は実家に帰るのを楽しみに勉強頑張っていたんだし、帰るのは私の自由でしょ?と思いそのことを伝えると
「ないわ、俺は試験のお金も払って、講習も受けて夏休みないっていうのに」と言われました。
(当時の私へ…ここで違和感を覚えたならすぐに別れるべきだったよ…)
そういわれつつも実家での束の間の時間を楽しんでいた私は喧嘩になるのも面倒だったので、「ごめんね、試験応援してるよ。わからないところとかあったら連絡してね」と言いました。
するとすぐにまた連絡が来ました。
そこで言われたのが、「Sちゃんに電話して教えてもらったから大丈夫。Sちゃんはたままと違って俺の心配してくれている。」でした。
は???と思ったのと同時に焦りました。
なぜならSちゃんはクラス1の美人で人気のある子でした。とても気さくで誰に対しても優しかったです。私とも仲良くしてくれていました。
私はSちゃんのほうが優しいんだ…え?振られる?と思ってしまいました。焦った私は、実家に帰って試験のお手伝いをしなかったことをひたすら謝りました。
ここから少しずつ彼による支配が始まっていたんだなと今思います。
私を彼氏のことを見捨てた女かのように扱い、他の女の子と比較する。
恋愛の経験が少ない若者なら、嫌われてしまうのでは?と思ってしまう子も少なくないと思います。
これが私が最初に感じた違和感でした。