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驚いたこと 居住地の選択

INSEADでは、卒業までの期間を5つの学期に分けていて、P1(8月~)・P2(10月~)・P3(1月~)・P4(1月~)・P5(5月~)と呼んでいます(6月卒業の場合)。
そして、P1より前に2週間ほど任意の語学授業プログラム、ILP=Intensive Language Programがあります。
夫は8月入学6月卒業のプログラムですが、1月入学12月卒業(夏休みあり)のパターンもあります。

キャンパスはフランスのフォンテーヌブロー、シンガポール、アブダビの3箇所にあり、学期単位で拠点キャンパスから別のキャンパスへキャンパスチェンジすることができます(今はフランスかシンガポールと2箇所)。

夫の先輩(日本人)のお話を聞いていたら、P3とP4でフォンテーヌブローキャンパスからシンガポールキャンパスへ移動することを希望する学生が多いそう。

・・・なんで??

その理由を聞いてびっくり。
8月後半からP1が始まった夫の代は、P3・P4がちょうどフランスの冬(1月~4月)にあたります。冬のフランスはかなり寒いので、暖かい国に行きたいというのが理由とのことw
日本人の発想では、住みやすさや気候を求めて居住地を変えることはなかなかないですが、自分の暮らしやすさや楽しい生活を第一にした選択が堂々とできるのは素晴らしいなあと、なんだか感動しました😢笑
 
ちなみに、キャンパスチェンジや選択制の授業を選ぶ際には、自分が持っているポイントをBIDする仕組みになっています。全員同じポイント数が与えられていて、例えばP3でキャンパスチェンジしたければ、持っているポイントから任意のポイントをBIDに出します。BIDに出したポイントが多い順に所定の人数の希望が叶う、というものです(希望がかなわなければポイントは返ってきます。)。
キャンパスチェンジにポイントを使いすぎると、選択授業で好きなものをとるためのポイントが手元に残らなくなるので戦略が大切です。
 
キャンパスチェンジで冬にシンガポールに行きたい人は毎年一定数いて人気ですが、最近はシンガポールの家賃が鬼高くなっているので、フォンテーヌブローにとどまる人も増えているようです。
 
夫は、P1~P3はフランス、P4はシンガポール、P5で再度フランス という予定です!そして2月末にはJapan Trekという同級生たちを集めた日本旅行のイベントで一時帰国もします。
10か月という短い期間でアジアとヨーロッパを複数回移動するというハードスケジュール!体調を崩さず楽しめますように・・・。

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