シリーズ「霊の中に生きる」 No.17人のからだ(3)
シリーズ「霊の中に生きる」 No.17
人のからだ(3)
『内住のキリスト』
●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。
シリーズ「霊の中に生きる」の第17回目です。
今回は「人のからだ」についての第3回目です。
1. からだは罪のゆえに死んでいる
【新改訳2017】
ローマ人への手紙8章10~13節
10
キリストがあなたがたのうちにおられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、御霊が(=回復された人の霊は)義のゆえにいのちとなっています。
11
イエスを死者の中からよみがえらせた方の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、キリストを死者の中からよみがえらせた方は、あなたがたのうちに住んでおられるご自分の御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだも生かしてくださいます。
12
ですから、兄弟たちよ、私たちには義務があります。肉に従って生きなければならないという、肉に対する義務ではありません。
13
もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬことになります。
しかし、もし御霊によってからだの行いを殺すなら、あなたがたは生きます。
10節と11節で「からだは罪のゆえに死んでいる」がゆえに、「死ぬべきからだ」とパウロは言い換えています。
キリストの新創造によって、たましいが霊の影響を受けて徐々に変えられているとしても、生来のからだは罪のゆえに死に定められています。
ところがキリストがあなたがたのうちにおられる(=内住している)なら、からだは罪のゆえに死んでいたとしても、人の霊は義のゆえに「いのちとなっている」のです。