セレブレイトスコット(仮庵祭)「14」のアラカルト②

受胎告知(イェシュアとインマヌエル)

神である主は、大地(「ハーアダーマהאדמה ֲ」のちりで形造った人(「アーダーム」ָא ָדם )を、エデンの園に置かれました。そのとき、神である主は人に対して何と言われたでしょうか。

【新改訳 2017】創世記 2 章 16 節

神である【主】は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。」

「思いのまま食べてよい」と訳された「アーホール・トーへール」(ָא ֹכל תּ ֹא ֵכל )は「不定詞+未完了形」の強調表現となっており、同じ用法「あなたは必ず死ぬ」でも使われています。

ですから、「あなたは園のすべての木から必ず食べなさい」と訳すこともできるのです。このように聖書は、最初から「食べること」を強調しています。

上記の 14 の一品料理の中から選んで好きなものを食べなさいというのではなく、14からなる一品料理のすべてを必ず食べるなら、イェシュアによる贖いの大いなる祝福に与ることになるのです。

その祝福とは「耕し、守る」という「王なる祭司」の永遠の務めを、地における神の代理者としてなすことになるからです。そして、これこそが「御子のかたちと似姿」そのものなのです。

今日はその最初の『受胎告知』御使いガブリエルがヨセフにその子をイェシュアと名付けなさい、その子はインマヌエルと呼ばれるようになる。そのことを今日は見ておきたいと思います。

仮庵の祭り(スコット)はイェシュアが誕生した頃、公生涯を始められた頃、これも仮庵の祭りの頃です。

イェシュアが再臨される時も地上再臨される時もこの仮庵の祭りの時です。そしてメシア王国においてただ一つの祭りそれが仮庵の祭りす。

クリスマスも復活祭もありません。
ペンテコステもありません。

この仮庵の祭りだけがメシア王国でなされていくんだとすれば、この祭りを教会でしていなければ作り出せばいいんですよね。

神様が定めた祭りなので、そういう意味でこの祭りを続けていこうと思います。

●ここで注目したいのは、マリアと婚約していたヨセフに対して主の使いが夢の中で語ったことばです。

【新改訳 2017】

マタイの福音書 1 章 20~23 節

20・・「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。

21 マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。」

22 このすべての出来事は、主が預言者を通して語られたことが成就するためであった。

23 「見よ、処女(おとめ)が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」

それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。

「救い」を意味する「イェシュア」と、「神が私たちとともにおられる」ことを意味する「インマヌエル」という名前はとても重要です。これは神の贖いと内住を啓示する名前だからです。

このことは、出エジプトしたイスラエルに対して造るようにと命じられた「幕屋」(「ミシュカーン」משכ ןの構造にも表されています。) ִ

幕屋の構造

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