『日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民へ)シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 第六章 ③

『日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民へ)

シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 第六章 ③

『“神に召された一人の偉大な指導者”が誕生すると、奴隷状況にあった一つの民族が解放されて、神の使命に生きる偉大な民族と変わりゆきます。その最初の選びがイスラエル民族にありました』。

この六章ではモーセの兄であり、モーセの助け手、イスラエルの大祭司アロンについて記されています。民族の興亡においてこの大祭司の役割は非常に重要です。

モーセの兄、アロンの系譜(改訂) - 牧師の書斎

アロンの家系

出エジプト記6章では、第一世代のレビから始まって第二代目のケハテ、第三代目のアムラム、第四代目のアロン、第五代目のエルアザル、そして第六代目のピネハスまでが記されています。カナン入国前までの家系が記録されています。

3. わたしが主であることを知るようになる

「わたしが手をエジプトの上にさし伸べて、イスラエルの人々を彼らのうちから導き出す時、エジプトびとはわたしが主であることを知るようになるであろう」。

出エジプト記7章5節

7章5節には、「わたしが手を伸ばし、イスラエル人を彼らの真ん中から連れ出すとき、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。」とあります。

6章7節にもすでに同じことが語られていますが、6章7節の場合は知る対象がイスラエルの民でした。

しかし7章5節ではエジプトもそうなることが語られています。

ここでの「知る」という動詞には完了形が使われています。

「わたしが主であることを知るようになる」というのは時間的には先のことですが、確実にそうなることをヘブル語では完了形で表します。

つまり、エジプト人もイスラエルの民も、やがて、確実に「わたしが主(=神)であることを知ることになる」という意味で語られているのです。

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