『日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ、シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 第六章 ①
『日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ
シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 第六章 ①
『“神に召された一人の偉大な指導者”が誕生すると、奴隷状況にあった一つの民族が解放されて、神の使命に生きる偉大な民族と変わりゆきます。その最初の選びがイスラエル民族にありました』。
この六章ではモーセの兄であり、モーセの助け手、イスラエルの大祭司アロンについて記されています。民族の興亡においてこの大祭司の役割は非常に重要です。
6. モーセの兄、アロンの系譜
【聖書箇所】出エジプト記 6章14節~7章7節
はじめに
モーセの兄のアロンは、やがてはイスラエルの部族において、祭司としての務めをなしていく部族となりますが、目下、ここでは弟モーセの代弁者として預言者の務めを果たすことになります。
しかし、出エジプト後に幕屋が建てられてからは、アロンは礼拝を取り仕切る大祭司となります。
そのアロンの家系はイスラエルの歴史において、祭司としての職務が引き継がれていきます。
同じく礼拝を司ることになるレビ人の職務はレビの息子たち、すなわちゲルション、ケハテ、メラリの各部族によってなされますが、アロンの家系は特別に、祭司、大祭司としての職務を担うことになります。
つまり、レビ人の働きは大祭司と祭司の管理下に置かれることになるのです。
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1. アロンの家系
出エジプト記6章では、第一世代のレビから始まって第二代目のケハテ、第三代目のアムラム、第四代目のアロン、第五代目のエルアザル、そして第六代目のピネハスまでが記されています。
カナン入国前までの家系が記録されています。
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