シリーズ「霊の中に生きる」 No.10人の霊(10)⑧
シリーズ「霊の中に生きる」 No.10
人の霊(10)⑧
すべての名にまさる「イェシュアの御名」(1)
●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。
シリーズ「霊によって生きる」の第十回目です。
今回も「人の霊」について扱います。
今日はその第8回目です。
3. すべての名にまさる「イェシュアの御名」(1)
御座におけるキリストには、「すべての名にまさる名であるイェシュアの名(御名)」が与えられています。
その根拠となる理由が以下の箇所に記されています。
その理由とは、全き謙遜です。
イェシュアの全き謙遜のゆえに、神は「すべての名にまさる名」、すなわち「イェシュアの御名」(「シェーム・イェーシューア」שֵׁם יֵשׁוּעַ)という名を与えたのです。
この御名こそ重要です。
【新改訳2017】
ピリピ人への手紙2章6~9節
6
キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、
7
ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、
8
自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。
9
それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名を与えられました。
復活前にもイェシュアという名前で呼ばれていたと思われますが、復活後には「イェシュアの御名」という名前が与えられたのです。
この御名こそ「すべての名にまさる名」なのです。
それゆえ、私たちは「イェシュアの御名」、「シェーム・イェーシューア」(שֵׁם יֵשׁוּעַ)と呼び求めましょう。
いつでも、どこでも、私たちがこの名を呼び求めるなら、救われるだけでなく、危機的な状況からも救出されます。
また神の知恵と知識の豊かさに霊の目を開かせていただけるだけでなく、圧倒的な勝利者としていただけるのです。
口語訳
ヨハネによる福音書14章12〜14節
14:12
よくよくあなたがたに言っておく。わたしを信じる者は、またわたしのしているわざをするであろう。
そればかりか、もっと大きいわざをするであろう。わたしが父のみもとに行くからである。
14:13
わたしの名によって願うことは、なんでもかなえてあげよう。
父が子によって栄光をお受けになるためである。
14:14
何事でもわたしの名によって願うならば、わたしはそれをかなえてあげよう。