日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ 。シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 12出エジプトの輝かしい勝利の歌③


日本の残されし民より未来の全人類(選ばれし民)へ 。

シリーズ『出エジプト記』に読む神のご計画 

12.出エジプトの輝かしい勝利の歌③

出エジプト記 15章1節~21節

『“神に召された一人の偉大な指導者”が誕生すると、奴隷状況にあった一つの民族が解放されて、神の使命に生きる偉大な民族と変わりゆきます。
その最初の選びがイスラエル民族にありました』。

今回は「12. 出エジプトの輝かしい勝利の歌③」について学びます。

出エジプトの輝かしい勝利の歌(改訂) - 牧師の書斎

出エジプト記15章での瞑想の焦点を、エジプトから救い出した神の目的(贖いの目的)に当てて読み学んでおります。

前回より特に、出エジプト記15章13節と17節に注目して『導き』について学んでいます。

【新改訳改訂第3版】



13節



あなたが贖われたこの民を、あなたは恵みをもって導き、御力をもって、聖なる御住まいに伴われた。


17節



あなたは彼らを連れて行き、あなたご自身の山に植えられる。



【主】よ。御住まいのためにあなたがお造りになった場所に。

主よ。あなたの御手が堅く建てた聖所に。

出エジプト記より

本文

詩篇61篇より

61:1

神よ、わたしの叫びを聞いてください。わたしの祈に耳を傾けてください。


61:2

わが心のくずおれるとき、わたしは地のはてからあなたに呼ばわります。

わたしを導いてわたしの及びがたいほどの高い岩にのぼらせてください。


61:3

あなたはわたしの避け所、敵に対する堅固なやぐらです。

詩篇61篇1〜3節

詩篇61篇ではダビデが「心が衰え果てた」(2節)危機的な状況の中で、「どうか、私の及びがたい高い岩の上に、私を導いてください」と神の導きを求めて祈っています。

「及びがたいほど高い岩の上」とは、ある確かな地位と立場を意味します。

つまり支配、力、権威、権力、主権が与えられる地位と立場です。

この地位と立場を一度失えば、復権は困難です。しかしダビデはこの状況の中から、いわばあり得ない復権への導きを祈っているのです。

聖書の中には、感動的な神の導きの実例があふれています。

しかしそれは決して特別なことではなく、正常なこと、当然のことなのです。

私たちが神の子どもとしてふさわしく整えられていくためのあらゆる導き、霊的な成長、選択、決断、経済やセキュリティも含めた日々の生活のすべてにおいて神は当然のごとく導いておられます。

「導き」は
神の子どもに対する御父の愛なのです。

及びがたき岩

いいなと思ったら応援しよう!