シリーズ「霊の中に生きる」 No.15人の魂(20)
シリーズ「霊の中に生きる」 No.15
人の魂(20)
新しくされたキリストの「思い」
●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。
シリーズ「霊の中に生きる」の第15回目です。
「人のたましい」について扱っております。
今日はその第20回目です。
(1) 「聖なる注ぎの油」
・・神の民を聖別するための香油
【新改訳2017】
出エジプト記30章22~31節
22
【主】はモーセにこう告げられた。
23
「あなたは最上の香料を取れ。液体の没薬を五百シェケル、香りの良いシナモンをその半分の二百五十シェケル、香りの良い菖蒲を二百五十シェケル、
24
桂枝を聖所のシェケルで五百シェケル、オリーブ油を一ヒン。
25
あなたは調香の技法を凝らしてこれらを調合し、聖なる注ぎの油を作る。
これが聖なる注ぎの油となる。
26
そして、次のものに油注ぎを行う。
会見の天幕、あかしの箱、 ・・・
29
こうして、これらを聖別するなら、それは最も聖なるものとなる。これらに触れるものはすべて、聖なるものとなる。
30
あなたはアロンとその子らに油注ぎを行い、彼らを聖別して、祭司としてわたしに仕えさせなければならない。
31
・・・これは、あなたがたの代々にわたり、わたしにとって聖なる注ぎの油となる。
●「没薬」と「シナモン」はキリストの死の象徴であり、「菖蒲」と「桂枝」はキリストの復活の象徴です。
いずれもそれは甘い香りなのです。
これらの四つの香料にオリーブ油が加えられます。
「オリーブ油」は「神の霊」を象徴します。
これらをミングリング(調合、25節)して「聖なる注ぎの油」を作り、幕屋のすべての器具と祭司たちに油注ぎをすることで、それに触れたものはすべて聖とされるのです。
この複合された「聖なる注ぎの油」こそが「いのちを与える御霊」(Ⅰコリント15:45)であり、そしてこれが「御子から受けた注ぎの油」なのです。
【新改訳2017】
Ⅰヨハネの手紙2章27節
しかし、あなたがたのうちには、御子から受けた注ぎの油がとどまっているので、だれかに教えてもらう必要はありません。
その注ぎの油が、すべてについてあなたがたに教えてくれます。
それは真理であって偽りではありませんから、あなたがたは教えられたとおり、御子のうちにとどまりなさい。
このようにです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?