シリーズ「霊の中に生きる」 No.16人の魂(24)
シリーズ「霊の中に生きる」 No.16
人の魂(24)
「人はパンだけで生きるのではなく、人は【主】の御口から出るすべてのことばで生きる」
申命記8章3節
●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。
シリーズ「霊の中に生きる」の第16回目です。
「人のたましい」について扱っております。
今日はその第24回目です。
「たましい」(知・情・意)の領域とからだの領域はいまだ完全には変わっていません。
それゆえに「霊とたましいを見分けて生きる」ことが重要なのです。
キリストにあって「新しく造られた者」とは、御子イェシュアの語られる「霊であり、いのち」であるすべてのことばを聞いて生きる者のことです。
イェシュアのことばのすべてを食べることです。「食べること」は「信じること」なのです。
このことはすでにエデンの園で人に対して命じられていました。
【新改訳2017】創世記2章16節
神である【主】は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。」
人が造られてから初めての命令があります。
この「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい」という訳は、命令形になっていません。
原文によれば、許容的な意味ではなく、「あなたは園のすべての木から、そこから必ず食べなさい」というものです。
その命令は、出エジプトしたイスラエルの民に対しても同様に語られています。
それは「人はパンだけで生きるのではなく、人は【主】の御口から出るすべてのことばで生きる」ということばです。