シリーズ「霊の中に生きる」 No.17人のからだ(5)
シリーズ「霊の中に生きる」 No.17
人のからだ(5)
『自分のからだを神への生きたささげ物とする』
●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。
シリーズ「霊の中に生きる」の第17回目です。
今回は「人のからだ」についての第5回目です。
2. 自分のからだを神への生きたささげ物とする
【新改訳2017】
ローマ人への手紙8章13節
もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬことになります。
しかし、もし御霊によってからだの行いを殺すなら、あなたがたは生きます。
この「もし御霊によってからだの行いを殺すなら、あなたがたは生きます」ということばは、私たちの内に住んでおられる御霊によって、神のいのちを得て生きる特権があることを告げています。
その特権とは、
自分のからだを生きたささげ物とする
ことによってもたらされます。
つまり、私たちのからだを神のために献げて生きようとするなら、神はからだをいのちで満たしてくださるのです。
ただ単に病気がいやされることを望んでいるだけなら、からだがいのちで満たされるという経験は保障されません。
パウロは多くの迫害を受けました。
彼にはどんな内なる力が
働いていたのでしょうか。
【新改訳2017】使徒14章19~20節
19
ところが、アンティオキアとイコニオンからユダヤ人たちがやって来て、群衆を抱き込み、パウロを石打ちにした。
彼らはパウロが死んだものと思って、町の外に引きずり出した。
20
しかし、弟子たちがパウロを囲んでいると、彼は立ち上がって町に入って行った。
そして翌日、バルナバとともにデルベに向かった。
石打ちにされて「死んだものと思って、町の外に引きずり出された」パウロは、「立ち上がって町に入って行った」とあります。
ここに、神に献げられたパウロのからだに強靭な神のいのちの力を見ることができます。