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【育休卒業】世界でいちばん愛おしい存在ができた一年は、今までで一番自分を大切にした一年でした。


ある意味では「子どもを一番にすべきだ」という世の中の風潮に背くものかもしれません。
今日で育休が終わります。ママ1年目は、とことん自分と向き合い、大切にした一年でした。

自分にとって何が大切なのか?

「そんなの、子どもが一番に決まってるじゃないか」それは、ごもっともで。世界一愛おしい人との時間を大切にするために、「自分にとって大切なこと」に向き合うことが大切だったというのが私の育休でした

愛おしい我が子がいる日々は、それはそれは愛に溢れる幸せな毎日です。

そんな中でも自分でコントロールできる時間が少なくなる子育てに圧倒されていた育休前半は、「しんどい」「自由になりたい」と思うことがあって。産後の身体と心、役割、コロナも相まってすべてのことに変化に追いつけず自分の気持ちの居場所をなくしてしまいそうな日、夫婦間の仕事や育児、家族のありかた、お金の使い方、様々な価値観の差が生み出す悩みを消化できずにどんよりする日‥

そんな日々を、”等身大の自分”で満たせる日々にかえたのは、「自分にとって何が大切なのか?」というシンプルな問いでした。


全部やらなくていい。親だって「今、この瞬間」を楽しんでいい

私は、「人のために頑張ることが自分のエネルギーになる」支援者気質を持っています。例えば、チーム10人の中で9人がわくわくしていたとしても、1人がつまらなそうにしていたら、「その1人がどうやったらわくわくいられるか?」にエネルギーを注ぐようなタイプ。

だからこそ、「愛すべき娘のために何ができるか?」で自然と頭がいっぱいになります。悩みや考えるべきことは、たっくさんで。すぐに知りたいことも、解決したいこともたくさんで。でも、それを「ぜーーんぶ解決する必要はないんだ」「ぜーーーんぶの時間を子ども一番じゃなきゃいけない」ってことはないんだと、知りました。


自分を知るためにやったこと

簡単にいったら、リフレクションです。自分の「好き」や「心地よくない」「なんとなく嫌だ」という感覚に正直になること。

日記や、noteや夫婦ノートで言葉を書き出したり、家族や友達に事実と想いを吐き出しながら整理すること。

そしてその結果実際に実施したアクションは、ざっと以下です。

・やらないことを決める
→毎日の掃除、休日の大人の手作りご飯、毎日の絵本読みなど‥
・自分の苦手を認めて、家族に思いっきり頼る
・自分の得意も思いっきり認めて、できることを提供する
・自分が自分でいられる時間、セルフケアの時間をもつ
・夫婦会議、夫婦交換ノート(最近書いてくれていないな‥笑)

それは「自分でいるための時間を確保するために頼ること」かもしれないし、「一番大切でないかもしれないものを脇に置いておくこと」かもしれません。


自分で自分を幸せにする。それも、子どもの幸せのひとつだと思う


自分時間がなくてしんどくなってしまった時の私へ、離乳食つくりや毎回汚れるおもちゃの片づけに頭を悩ませている子育てパパママたちへ、

大切なのは、その行為によって「親がどうみられるか、どう感じるか」ではなく、「子どもがどう感じるか」

手放してOK!頼ってOKだよ!

自分の好きなことや心地よいと思うことに時間を増やすことで、自分で自分を幸せにしてあげる。それが子どもにとってのハッピーでもあると思います。だって、ママの機嫌がよくてニコニコ、いきいきしていた方が嬉しいもの!
どうしても整理できない日は、自分とちゃんと向き合うために、時間をお金で買うこともしました。親だって、自分を大切にしていいんだと思うんです。いつ何時も、子どもが一番じゃなきゃいけないことはないと、私は思います。
『世界一愛おしい人を大切にしたいなら、ちゃんと自分を大切にすること、親が幸せでいること』という真の意味を理解した気がします。


世界でいちばん愛おしい存在ができた一年は、今までで一番自分を大切にした一年でした。

この記事を書いた1月、

「子どもを理由に自分の人生を先送りにする」ではなく、
「子育てが自分の人生を加速させる」そんな風になれたらいいな~

なんて書いていたわけですが、3カ月経った今、それが現実化しているように感じます。自分に向き合うことで、自分にとっての大切が分かり、自分の好きに時間を注げています。


たくさんの愛が溢れている毎日に

明日から仕事復帰!新しいことが始まるこのドキドキがすきだなぁ。一年間溜めた学生支援へのエネルギーと、子育てで鍛えられた思考力で、どんな価値が提供できるか、楽しみです!!

張り切りすぎて自爆しがちな私だから、自分をちゃんと俯瞰して、
深呼吸しながら進んでいこう。

大好きなまほろんと、もっともっと愛おしい時間が増える毎日に。


▼【育休記録】なんとなく育休を終わらせないために試行錯誤した記録をまとめています。よかったら覗いてみてください。


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