なぜ、読書が人生を豊かにするのか?私が子どもに読書を進めたいわけ
ハタチを過ぎて、急に読書が好きになり、
気が付けば育休半年で、50冊の本を読んでいました。(娘がスーパー初心者向けの赤ちゃんだったからですが)
そして、読書が大好きになり、圧倒的に人生が豊かになった感覚があります。
突然、「1人タイム」をもらえることになったら、その脚でいつも行けない本屋へ向かい、何冊か本を購入してカフェに向かうと思います。笑
私が読書をする理由、娘や学生に読書を進める理由、読書が人生を豊かにする理由をまとめました。
1.自分にとっての幸せを見つけるため
読書すべき理由は色々ありますが、これが一番かなと思います!
情報が溢れかえり、予測ができない社会では、何が正解なのか全然分からない‥。
そこで、「自分にとっての正解(幸せ)って何か」と考え、自分軸を見つけたり、紡ぐ補助してくれるのが、本であるということだと思っています。
他人の考え方や世の中の情報を見て、
「初めて知ったぞ!」みたいなこともあれば、
「これ、そうですよね~マジ共感!」とか、
「本当にそう?私は○○って思うわ~」と思うこともあります。
そうやって、自分の興味や価値観を知ったり、
世の中と自分の距離感を知ったりすることが
自分の幸福論を紡ぐ手段になっているんだと思います。
▼自分の幸福論は、自分でつくる世の中になった(by 藤原和博)
「自分にとっての正解(幸せ)って何か」と考える必要性については、教育改革実践家の藤原和博さんがよくお話されている(以下、手書きの図お許しください)
「社会が変わったから、自分の幸せは自分で見つけようね」って話がめちゃくちゃ分かりやすく、参考になったのでまとめておきます。
戦後1997年までの経済成長が止まらない社会を「成長社会」、それから成長が止まり成熟した社会を「成熟社会」としています。
「成長社会」
敷かれたレールの上で、“いい子”にして“よい大学”へ行き、“よい会社”に入社することができれば、幸せを手にする共同幻想を追い求める時代
「成熟社会」
1人1人が自分の幸福論を持たなければいけない時代
※詳しくはこちらの記事、もしくは藤原和博さんの著書「35歳の幸福論 成熟社会を生きる12の戦術 」に書かれていますので、気になる方はcheckしてみてください。
▼本屋は自分を知る手段
ちなみに、本屋に行くことで、自分の今の興味・関心を知るバロメーターになっているということにも気が付きました。
その時アンテナが立っているコーナーに自然と足が伸びるものです。
本は、自分を知る手段にもなっています!
2.他人や偉人の「脳のかけら」をもらえるから
本は、欲しい情報分野の専門家や会うことのできない著名人、歴史人の考え方に、いつでも、どこでも、出会うことを可能にさせてくれます。
つまり、欲しい情報分野の専門家たちの脳のかけらをお裾分けさせてもらえるってことです。(著名人と晩酌しながらインタビューしているような気持ちになって読書をすることもあります。笑)
▼なぜ、SNSやネット、TVではダメなの?
ネットやSNSは、得たい情報だけを断片的に得ることができるという特徴があります。言わずもがな、情報の早いさはピカイチですが、ただ一方で、情報の掘り方がとても浅くなり、深い思考をしなくなるという特徴もあります。
TVの場合は、つくられた情報が脳へ、【視覚野】【聴覚野】【言語野】を用いて次々と入ってくるので、表層理解で終わってしまいます。
つまり、SNSやネット、TVからの情報に頼りすぎると、「想像力」や「創造力」が乏しくなるということです。
普段、大学で授業を持っていて話をしていますが、このような記事を文章を順序だてて書くのは、話す数十倍の労力がかかります。(焦)
労力がかかった情報である点や、周辺情報も拾えるという点でも、読書は、いいこと尽くしでございます。
ネットや動画の時代だからこそ、活字の読書をすると差がひらくんだ!と思うと、ちょっと小難しい本でも、モチベーションも高まります。笑
▼「本が人生を豊かにする」は本当だった
中学時代に国語の先生からよく言われていた「本が人生を豊かにする」は本当でした。笑
自分の幸せを見つけるのは楽しい!
会えない人にいつでも、どこでも会えて嬉しい!楽しい嬉しいで、読書もさらに加速する!
そんな感じで、本を読んで、記事を書いて(書くために検索して)、毎日HAPPYです!