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フランスで、購入困難!と言われている「ひまわり油」

ここ数日、“ひまわり油の供給が非常に困難な状況”と言う話しをよく耳にするようになったので、

うちのオイルチェックをしました。

日常、私が作る料理には、全くと言っていいほどオイルを使いません。

しかし、うちには色々な種類のオイルがあります。

そんな中、ひまわり油があるかチェックしました。


有機農法で作られたひまわり油 「BIO CAUVIN」


うちの「ひまわり油」


ありました!

いつ何処で買ったか覚えていない…しかも、新品!使っていない”ひまわり油”。

自分には、そんなに必要な商品でなくても、

購入困難と聞くと、心理的に1本買っておこうかなって思ってしまいました。


一般に、ひまわり油は、手頃なもので1リットルあたり2ユーロ(270円)前後、

大手ブランドやいわゆる高級品では3~4ユーロ(400円)前後で売られています。

しかし現在、AmazonやEbayでは、ひまわり油が1リットルあたり10ユーロ〜25ユーロ(1,360円)という破格の値段で販売されています。


* 1€=136円 5月現在


うちの職場にも影響が!


ひまわりベースのベジタブルオイル


みなさんもご存知の通り、販売量の50%以上を占める、世界有数のひまわり生産国であるウクライナでの戦争勃発をきっかけに生じている、ひまわり油の商品の減少と値段の高騰。

うちの職場も、打撃を受けています。

私の職場、タラソテラピー&スパでは、マッサージに大量のオイルを使用します。

昔は、石油に含まれるパラフィンオイルをマッサージに使用していましたが、

環境汚染などの問題から、安価なひまわりベースのベジタブルオイルへ変更。

しかし、今回の値段の高騰を受け、利益に影響を受けています。


揚げ物は、ピーナッツオイル


ピーナッツオイル


ひまわり油は、揚げ物に使用することが多いと思います。

揚げ物をする場合、油の温度を200度近くまで上昇させるので、

フランスでは、安定したひまわり油が人気なのです。

実は、ひまわり油以外の植物油は、高温になると発がん性のある有害物質「アルデヒド類」が拡散してしまうことをご存知ですか?

そこで、ひまわり油の変わりに、

温度を160度に抑えながら、値段は高くつきますが、オリーブオイルで揚げ物をするか、

または、アレルギーがなければ、高温にも強いピーナッツオイルもオススメです。


今のフランスでは、ひまわり油の生産に間に合わないだけで、不足することはないとのことです。


10月の収穫まで、慌てずに待ちましょう!


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Kan
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