フランスの秘密 1,618 と書かれている聖杯の教会
フランス・ブルターニュ地方に、
アーサー王物語で有名なブロセリアンドの森があり、
そこに、「聖杯の教会」があります。
この教会には、秘密がたくさん隠されていて、
興味深い教会なのです。
今回は、その一つを紹介します。
教会の奥の裏に1,618
昔の入り口だった場所に、”1,618”と書かれています。
現在は、入り口が変わったため、この”秘密の数字”を
見逃している人が多くいます。
残念です…。
この数字は、「黄金比」
この教会は、黄金比が使われており、
この教会にあるステンドグラスも黄金比で製作されたものです。
なぜ?建築やステンドグラスに黄金比
黄金比とは、1:(1+√5)/2という比率
「1:1.618」や「5:8」などの近似値で表記されることもあります。
黄金比は、人間がもっとも美しいと感じる比率のことで、
安定して見え、調和して美しいと感じる比率なのです。
モナリザや凱旋門も、この比率で仕上がっています。
有名なロゴにも黄金比が使われています。
フィボナッチ数列と黄金比
レオナルド・フィリオ・ボナッチ(1170年~1250年)というイタリアの数学者の、
「フィボナッチ数列」
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,・・・・・・
最初の1を除くと、1+2=3、2+3=5と続きます。
フィボナッチ数列は、黄金比と一致するのです。
上記の図を見ると、はじめに 1 辺が1の正方形を2つならべ,
その横に 1 辺が2の正方形,1 辺が3の正方形,1 辺が5の正方形を 次々にならべて
どんどん大きくなる長方形を作っていくことができます。
長方形のたてと横の長さを計算すると、フィボナッチ数なのです!
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