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【京都×口福】3月の琥珀流し

高倉通の栖園(せいえん)さんの
月変わりの甘味“琥珀流し”。

(↓先月の琥珀流しは「カスタード」と「ココア」でした)

3月は「桜花」と「甘酒」。
今日は桜にしよう。

今年はまだ桜が咲いていないようなので、
久しぶりに桜の入学式となりそう。

きらきら輝く琥珀流しに桜の花びら。
今日はあいにくの雨で、3月末とはいえまだ肌寒く。
早く暖かくならないかなぁ。

「琥珀流し」はセットで小ぜんざいもいただけます。小豆と焼餅は最強コンビ。

グラスの底には、
ふっくら炊かれた小豆。

毎年、3月になると思い出すのは、
台所で鍋いっぱいの小豆を煮ていた母のうしろ姿。

おはぎをつくって余ったら冷凍庫に入れて、
あんぱんにしたり、お汁粉にしたり、餡トーストにしたり。

庭の八重桜を塩漬けにして、
でもあんまりきれいな桜色にならなくて、

そんな昔の春の記憶を掘り起こしつつ、
桜色の琥珀流しをいただきます。

琥珀流し「桜花」は3月~4月の2ヵ月間楽しめるようです。(2024年3月現在)
3月のもうひとつの「琥珀流し」は「甘酒」。生姜の寒天がほどよくピリッときいています。
「甘酒」の下にも小豆が隠れていて、味の変化が楽しめます。白と黄色のコントラストも美しく。

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