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「発達障害」はできない理由ではない。苦手を克服するためのキーワード
突然ですが、
あなたは発達障害で悩んでますか?
私はADHDであることを知らずに
30年近く生きてきた。
人生のナゾ
私はずっと疑問を感じて生きてきた。
なぜか、みんなからズレてしまう。
・要領が悪い
・時間が守れない
・空気が読めない
・なぜか笑われてしまう
・怪しい勧誘に引っかかりまくる
・真面目に聞いてるのに話が頭に入らない
私は総合病院の看護師をしていたのだが、
うっかりミスが多かった。
薬などは、看護師2人でチェックすることを
徹底している職場だったので、
幸いにも事故は起こさずに済んだ。
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私がADHDと診断されたきっかけ
私の勤めている病棟に、
精神科から先輩看護師Aさんが移動してきた。
Aさんは気分の上がり下がりが激しく、
看護師長や後輩に感情的に怒鳴りまくる
モンスターだった。
ある日、申し送り中にAさんは
後輩を怒鳴っているので
私は申し送りが全然、頭に入らない。
Aさんに私は
「静かにしてください!」と伝えた。
想像以上に大きな声で言ってしまった。
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Aさんは静かになった。
しかし…元精神科病棟看護師のAさんは
私に精神的な病気があるのでは?と
疑い始めた。
Aさんとの夜勤中、私はつまらない夜勤に
眠すぎて白目をむいていた。
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するとAさんは眠すぎる私に
睡眠障害があるのではないかと考えたようだ。
私は夜勤明け、Aさんの付き添いのもと
精神科外来を受診した。
問診とペーパーテストにチェックをして
その結果、「ADHD」と伝えられた。
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診断された時の気持ち
ADHDと診断されて、私はスッキリした。
なんか上手くいかない理由がわかったから。
コンサータの内服も勧められたけど、
薬を飲まずに生きてこれたから大丈夫。
その日のうちに、精神科医に勧められた
大人の発達障害の本を買って読んだ。
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上手くいかないのは努力不足じゃない。
頑張る方向を変えればいいのだ。
そして私は、自分自身が上手くいく方法を
研究し始めた。
不注意の対処法
①ADHDだということを職場に伝えた。
②その日の業務内容を必ずリストアップ
→リストに漏れがないか誰かとチェック
→午前中の仕事が終わったらチェック
→15時にチェック
→仕事が終わる30分前にチェック
③時間でやる業務は必ずタイマーをかける
④これからやることと終わったことを
区別するためにかわいいクリアファイルを
購入した。
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なぜかAさんは、
その日から私に優しくなった。
私の苦手は特性なのだ。
毎日が少し生きやすくなった。
栄養の改善に取り組んでいる今は
更に、生きやすくなってる。
「障害=できない」ではない。
苦手を解決する手がかりなのだ!
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