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「あたまのゴミ」を捨てれば、一瞬で脳が目覚める! 〜読書記録〜


もともと読書が好きだ。時間があれば本を読んでいる。
最近あらためて読んで、良いなと思った本だった。
ベストセラーの、
”「あたまのゴミ」を捨てれば、一瞬で脳が目覚める!  ”


読書のタイミング


本には読むタイミングがあると思っていて、
ある時期の自分には読まなくても大丈夫だなと思っていた本が、
時を経つと物凄く役立つものになるのだなと実感する。
それが今回の本だった。

最近の自分はうつから回復したものの、まだ仕事復帰までは追いついておらず、これからどういった仕事をしようか、やりたい仕事は何となくあるのだけど、またうつになったらどうしよう。体調が不安だ。とにかく自信がない。これからの人生どうしよう。幸せって何だろう。
などと、頭の中でどうしようもないことをひたすら考えて、ぐるぐるしていた。

そこで、自分が過去に購入していた本で、手に取ったのがこの本だ。
無駄なことを考えては、結局何もできず、頭のゴミが蔓延しているなと思っていた。
全てを一気に変えていくのは難しいところもあるが、
考え方が変わったし、出来るだけ早めに行動に落とし込んでサイクルを回したい。とても良かった。

心に刺さった言葉

(一部要約)
※自分の刺さったところだけピックアップするので、
少しでも気になった方はぜひ本を読んでみてください。
Amazonでプライム会員だと無料です。

***

「感情にひたる」ことほど、無駄なことはない。
(過激!と思いましたが、読み進めると腑に落ちました。)
▶︎ 感情とは、環境の変化によって生じる生体反応にすぎない。

感情に振り回されないためには、ゴールを持つ。
▶︎ ただし、「楽しい」「嬉しい」「幸せ」といった感情そのものを目的にすると、そうした途端に一見ポジティブな感情もゴミになる” 手に入れたと思ったら消えてなくなる。一生そのくり返し。

・しかし、心の修練を積んだ人を除いては、人間はいろんな感情が生じて自然。(安心。良かった・・・)
▶︎ そこで、すべての感情を娯楽にする。これが感情のゴミとつきあう根本原則!(新しい!)
▶︎「振り回されても意味のない感情に振り回されるな」ということ。
悲しさや寂しさなどの感情が湧くのは人間として自然なこと。ただし、その感情に振り回されずに、「悲しさも人生の味わいのうち」と、娯楽として味わう。

・つまり、ゴールに無意味な感情は捨て、ゴールに意味のある感情だけを味わう。

・自分自身の価値観だと思い込んでいるものが、実は他者から刷り込まれた価値観であり、自分のモノサシで生きていると思いながら、本当は他人から与えられたモノサシで生きている。それがあなたの真の姿。

・「私たちの頭は他人でいっぱい」だから、私たちの頭はいつもモヤモヤしている。

・後悔ない人生を歩みたいなら、「これまでの自分」を丸ごと捨てる覚悟が必要。

時間は未来から過去へ向かって流れている。過去は自分の未来に影響を与えない。

・自分の未来は最高であると確信して生きている人は、過去の自分も今の自分も、最高の自分になる。

・「やりたいことが分からない」と言う人には、「自分が何をすれば他人が喜ぶだろう?」という視点をおすすめする。自分中心であることを捨てる。

ゴールは必ず現状の外に設定する。

・「ゴール設定→高い臨場感で新しいコンフォート・ゾーンをイメージ→ホメオスタシスが変化→現状のコンフォート・ゾーンに代わり、新しいコンフォート・ゾーンが選ばれる→スコトーマがはずれる」のサイクルをまわしていく。

過去と他人を意識し過ぎていた

まだ本の前半の内容だけで、ズキズキと心に突き刺さりました・・・
すれ違った人に何故か心ないことを言われたり、お店で隣の人の視線が気になったり、街の人の多さに疲れてしまっただけで、自分の心までしんどくなっていました。

他人を意識しすぎているんですね。
他人によって、自分の今日やこの先の人生まで変えられるわけがないのに。

周りの環境や、見ず知らずの他人のちょっとしたマイナスな言動を
そのまま自分が受けとり、マイナスな感情でいっぱいにしていました。
本で言う、無駄な感情に浸っていたのです。

そして、何となくそんな環境がいやで、
旅行へ行ったり、自然に癒されたりしていました。
その時は楽しいです。
しかし、戻るとまた落ち込みます。

結局、やりたいと思った目的や目標は
何となく世間から刷り込まれたもので、一時的であって
満たされていませんでした。
さらに自分だけを癒すためと、自己中心的に考えていました。
だから、ずっと満たされていなかったんだと思います。

そして、過去に囚われていました。
小さい時、親へ進路相談した時、何度も否定されました。
「特別な人だけが成功する道で、生活に困ることになる。
普通の人生を送って欲しい。」と母親に言われました。

大人になってから、「あの時お母さんがそう言ったから」
と喧嘩になる時があったのですが、
母親には「私の意見で諦めるほど、大した夢じゃなかったからでしょ。」と言われ、腑に落ちてしまう自分がいました。
母親のことは大好きなので、否定もしたくなくて、自分を責めました。

ですが、母親に言われたことも、自分を責めてしまったことも、全て過去。
未来から逆算して考えれば、あの時の困難も乗り越えたらから今がある、と思えるようになる気がします。

今後の行動

本に記載していましたが、ゴールは自分中心に考えるとうまくいかないとのこと。(結局ループに入る)
確かに、今までの人生で一人だけで頑張れることは少なかった。
誰かの支えでここまでこれた。

そして、他人の人生を生きるという意味ではなく、
純粋に、自分が他人と何かをすることが、心がワクワクしたり、楽しかったこともあった。
人は一人でも楽しいけれども、自分を満たすだけでは、やがて消耗してしまうと思う。実際、私がそうだ。
まずは日々関わる人へ感謝の気持ちで接したいし、周りとポジティブな会話を心がけたい。
それは、家族でも友人でも店員さんでも、困っている通行人の人でも誰でもだ。
そして、過去に固執しない。
自分を苦しめる過去に囚われず、今の自分と未来の自分のために生きたい。
自戒も込めて記しておく。




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kan
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