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小さな家族と過ごす時間を増やしたい!限界会社員が、動画編集を勉強するも疲弊。あることをきっかけに毎日がワクワクし、フリーランスを目指せるようになった話。
はじめまして。
うさぎと暮らす
とある製造業の限界会社員
カノです。
朝起きたら
うさぎのケージを掃除し
仕事に行き
帰ってきたら
うさぎを愛でて
寝る。
![](https://assets.st-note.com/img/1695913470502-jNGAqR42Fm.jpg?width=1200)
時間があるときは
YouTubeやアニメ・漫画をみたり
ゲームをしたり…
ときには
創作(小説やイラストを書いたり)
もしている
どこにでもいる陰キャです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695913713222-UBIanZx34j.jpg?width=1200)
今回は、そんな私が
フリーランスを目指すまでの道のりを
お話しできたらと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1696043737091-dmq3jrMiHr.png?width=1200)
ただ、惰性で生きてきました。
私にやりたいことなんて
ありませんでした。
幼い頃は
人に嫌われたくなくて
自分の意見をあまり言わなかった。
すぐに崩れてしまう絹ごし豆腐
のようなメンタルだったので
誰にも否定されないよう
ただニコニコと優等生として
それっぽくやり過ごした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696036626932-Rt4KeH0wPW.png?width=1200)
今思えば
考えることを放棄していました。
そうして、気づいた時には
自分の意見というものが何なのか
わからなくなっていた。
中身が空っぽだったんですね。
一番嫌いだった授業は
“将来なりたいものについて”
まあどうせ
適当に会社に就職して
結婚して子供ができて
親や親戚たちと
同じような道を辿るんだろう
としか思っていませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696036734390-dc01GW9hjh.png?width=1200)
そして迎えた中学3年生。
このまま普通高校→大学と
進んだところで
やりたいことなど見つからず
就職に困るだろう。
だからあえて、道を絞ってみよう。
校則も緩くて楽しそうだし。
そう思った私は
高専へ進みました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696132868313-gNfCxsIVWG.png?width=1200)
にも関わらず、
やっぱりやりたいことは
わからなかった。
強いていうなら
プログラミングを
仕事にはしたくないかな…
と思ったぐらいでした。
そして就職。
私が選ぶのはいつでも無難な道。
![](https://assets.st-note.com/img/1696042346368-Gy8UFZzkKn.png?width=1200)
環境の良さと少しの興味。
工場勤務なら
ルーティンワークだろう。
そうして選んだ会社は
最初はとても快適な環境でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696045239223-X714jSwAvy.png?width=1200)
貯金カツカツになりながら
オタク(グッズ収集等々)をやりつつ
それなりに楽しんで仕事をしていた2年目。
会社の組織体制に変化がありました。
「多能工化でフレキシブルに動ける職場へ」
なんて謳い始めた上層部は
工程ごとに分かれていた
チームを1つにまとめ
各人複数工程を担当することとし…
…人を大量に抜きました。
たいして教育や引継ぎの期間も設けずに。
![](https://assets.st-note.com/img/1696040617546-cJT7BuTA3Z.png?width=1200)
人を減らされたことで
シンプルに業務量は爆増。
うちは製造作業だけでなく
書類仕事のほうが多いぐらいなので
それまでは製造のオンオフで
作業と書類仕事を切り替えていたのが
作業と並行しながら
大量の書類仕事を
進めなくてはならなくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696114910737-8EevA1BvGt.png?width=1200)
教育も追いつかず
優秀な人から辞めていく。
そしてまた人は足りなくなるのに
まともな補填はない。
最悪の負のループに突入しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696126578221-1Yn0bGSDxr.png?width=1200)
仕事は大変でしたが
プライベートでは
いろんな人とのご縁もあり
私は
“この人のために生きていきたい”
という人に出会い
2年ほどの時を経て
結婚しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696137741477-npEFoQPGOc.png?width=1200)
彼の勤めていた会社は
私のところとは比にならないほど
ブラックでした。
ゆっくり休んでほしい
家にいてくれるだけでいい
そう思った私は
彼が専業主夫になるという選択肢を
提案しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696143267216-jPALnuCf6B.png?width=1200)
そして
うさぎのゆきまるも
家族に迎え
彼も私もゆきまるも
一緒に人生を楽しめるようにと
私なりに
色々頑張ってきたつもりでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850756464-tJgatIXAKM.png?width=1200)
ある日かかってきた
友人たちからの電話。
詳細は割愛しますが
私は
他の子に“結婚したい”
と言ったらしい彼に真偽を問います。
そして彼はこう言ったんです。
私と結婚したのは
周りに囃し立てられたのと
当時(彼が)自暴自棄だったから。
![](https://assets.st-note.com/img/1696143308055-Tr0qccUxiu.png?width=1200)
私に救われたのは事実だと
彼は言ったけれど
たしかに私も彼のおかげで
底辺だった自己肯定感を
上げることもできたけれど
この結婚は
一体なんだったんでしょう。
正直、話している間は
涙も出ませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696144954482-kIim5QxNJt.png?width=1200)
慰謝料を取ることも
考えましたが
当時、彼のやりたいことを
応援しようと渡していた
数十万だけ返してもらうことにして
離婚しました。
その後
本気で命を絶とうかと
考えたこともあったけれど
私にはゆきまるがいました。
そしてゆきまるにも私しかいない。
ゆきまるを殺してしまうも同然のことは
私にはどうしてもできませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696147623767-THRss7wwcF.png?width=1200)
生き延びて
そして気づいた。
電話をかけてくれた友人たちや
他にも、私の話を聞いて
私以上に怒ってくれた友人たち
私は自分が思っていた以上に
友人たちに大切に
思ってもらえていること。
両親だって
昔から今までずっと
私の味方でいてくれたこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1696150057622-inDiRplb3R.png?width=1200)
そして私は
自分と、ゆきまると
自分を大切にしてくれる人のために
生きようと決めました。
しかし
ゆきまるとふたりで暮らすうちに
ふと不安がよぎります。
今の職場は
精神が壊れるのが先か
体が壊れるのが先か
あれ?
ここ、デスゲーム会場だっけ?
と思ってしまうような場所。
![](https://assets.st-note.com/img/1696152454057-dcFfKBONTu.png?width=1200)
私が倒れてしまったら
ゆきまるはどうなる?
出社が必須なこの職場で
もしゆきまるに何かあったら?
もしゆきまるが要介護になったら?
私は人間としてはひとりっ子でしたが
弟にうさぎがいました。
晩年は家族総出で介護したんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696154214962-2UaJpNZqOS.jpg?width=1200)
それから私は実家を出て
ゆきまるをお迎えするまで
小さな家族を生涯幸せにする
という覚悟を決めるのに
5年かかりました。
そんなゆきまるに
幸せに過ごしてもらうため
そしてその為にも私自身を守るため
私はいよいよ職を変えることを
決意しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850785921-MKJy7zivBh.png?width=1200)
在宅で、異業種で
自分にできそうなことは
なんだろう。
だらだらと
YouTubeを見ていた私は
こんな編集が私にもできたら
面白いかなと
思ったのがきっかけで
最初は
動画編集について
調べ始めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696295102054-riPilREFHZ.png?width=1200)
早速
本とソフトを買いつつ
自分の成長記録と
情報収集を兼ねて
SNSのアカウントも
新たに作ってみることに。
これでもインターネット老人会
と言われる世代の人間です。
昔はTwitterで
どうでもいいことを呟き
ふろりだ、ほかてら、ほかあり
エトセトラエトセトラ……
![](https://assets.st-note.com/img/1696295129297-s3t3B8TjEn.png?width=1200)
それが
アカウントを作るや否や
DMの嵐。
いきなりDMで
仕事はなにしてますか?
おいくつですか?
…あの、
最初はリプで絡むじゃ
ダメなんですかね?
リプですら絡んだことない人間に
そんなこと教えたくないんだが?
と正直ドン引きしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696295167137-1c7mfddrb3.png?width=1200)
まあ、聞かれすぎて嫌になって
プロフに書きましたが。
それでもプロフを読まずに
ぐいぐい聞いてくる人もいたり。
そしてもっと嫌なのは
みんな揃いも揃って
通話しませんか!
と言ってくること。
お話しできたら楽しそう?
楽しいわけないじゃないですか。
私、通話が極度に苦手なんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696295186291-ndbUes7knl.png?width=1200)
粗大ゴミ回収の電話もかけられず
半年捨てられていないものがあるほどに…
(めっちゃ邪魔)
それでも、とりあえず
モノは試しだと思って
吐きそうになりながら
通話もしてみたのですが
ぐいぐい質問されて
答えるのも疲れるし
なにかカノさんも
聞きたいことがあれば!
…って、無いんよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117882026/picture_pc_cf92a9acb86a7cc380bbeab617a2f285.png?width=1200)
案の定
なにも得られず楽しくもない。
一気に、疲弊してしまいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850801512-Ca7r0aZRkT.png?width=1200)
そんな電話嫌いの私ですが
渋々受けていた電話の中で
たった1件だけ
楽しく通話できた人
がいたんです。
その人…Kさんは
既にフリーランスとして
独立されている方でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117882016/picture_pc_3c2bfce85930864808c691cd15572b6a.png?width=1200)
Kさんは私の現状を
共感しながら聞いてくれました。
そして
Kさんも超ブラックな
会社にいた過去から
動画編集やイラストの
スキルを磨いたけれど独立はできず。
Kさんにも出会いがあり
ビジネスの基礎を学んで
今こうしてフリーランスに
なることができたと
話をしてくれました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117882004/picture_pc_749b31adbcee165c802298a04647cd92.png?width=1200)
そして
力になりたい
と言ってくれました。
もしかしたら
スクールの勧誘ではよくある話
なのかもしれない
ということも
頭を過らなかったわけではありませんが
これはなんというか、直感ですね。
この人はちゃんと
私に向き合ってくれている
というのが伝わったのと
この人についていけば
なんか楽しそうだな
という、勘でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1696675873622-FbhdnDthbY.png?width=1200)
私は早速Kさんと
改めてお話をしました。
その場にはKさんがお世話になった
先輩も同席してくれました。
そして
ビジネスの基礎の必要性や
人に教わることの重要性を
改めてわかりやすく
教えてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696849447290-eU8MR5wB9k.png?width=1200)
まず
どのビジネスにおいても
仕組みは同じであるということ。
動画編集やデザインは
スポーツであれば
バスケやサッカーなど各競技のスキル。
ビジネスの基礎は
体の仕組みや動かし方といった
スポーツ全般に共通するもの。
個人で独立していきたいのであれば
動画編集だろうがデザインだろうが
ビジネスの基礎は必須。
![](https://assets.st-note.com/img/1696687720232-owBrjxhU67.png?width=1200)
そして実践と修正の
繰り返しも大事であり
それが独学であれば
変な癖がついてしまったり
することもある。
ゆえに独学は毒学とも
呼ばれていて
第三者、即ち先人から習うのが
一番の近道であるということ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696689188263-NooZJ9t5rL.png?width=1200)
そして
一番印象に残っているのは
ついていくのは
自分達でなくてもいい
と言われたこと。
人を選ぶポイントは3つ
win-winの関係となれること
アフターサポートは無期限であること
会いに行ける距離であること
そういう人を見つけるといい、と。
![](https://assets.st-note.com/img/1696692465804-SpF1uQPj2w.png?width=1200)
それでもし自分たちと一緒に
頑張りたいなら、全力でサポートする。
変なDMとか電話とか来たらすぐ相談して。
絶対に守るから。
そんな話を、Kさんの言葉を、
聴いた私は
“この人を信じてついて行ってみよう”
と心に決め
教わることになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850908960-AkSYJ9klbY.png?width=1200)
私はKさんに
ビジネス基礎を教えてもらい
ミーティング(ゆきまるも同席)
で目標や課題を確認。
怪しいDM等来れば即刻相談
わからないところは即質問
そしてゆきまるの可愛い写真が
撮れればすぐに送りつける。
そんなこんなで楽しく
学習とアウトプットを
進めていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845700016-IKsnOwD6VU.png?width=1200)
これまでは
ただただ仕事で疲れていた毎日。
ゆきまるに構う以外は
だらだらとYouTubeを見たり
やりたいこと
やらなければならないこと
を先延ばしにしていました。
仕事が忙しくて
時間がない・気力がない
と思っていたそんな私が
今では
忙しいを言い訳にしたくない
と必死で
本業をしながら
スキマ時間に
勉強や作業をしている。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845719140-CVsty7YvGn.png?width=1200)
“私でもできるんだ”と
“着々と前に進めている”と
実感しました。
そして
Kさんと出会って
一歩ずつ前へ進むとともに
自分と同じように
フリーランスを目指して
頑張っている人や
すでにフリーランスとして
活躍している人など
さまざまな
人との繋がりもできました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845761629-mRxVPisSXv.png?width=1200)
私のイラストで
LINEスタンプを作る計画を
一緒に練ったり
とてもワクワクすることが
増えました。
今までずっと
やってみたいと思っていても
行動に移せていなかった。
それが
すぐに行動し始められるように
なっていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850923868-3l4aYqbhDa.png?width=1200)
最初に話したように
私はやりたいこともなく
惰性で生きていただけの人間です。
ビジネスの知識や
スキルも全くゼロ。
そんな私でも前に進めた
人生にワクワクすることができたのは
Kさんと出会い
何をどう学ぶべきかを
知ったからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845778816-4ASsl9M5Lt.png?width=1200)
このままでは
ただただ会社で疲弊し
精神を病むか体を壊してしまう。
ゆきまると過ごす時間も
充分に取れないがために
いつの日か必ず来る
さいごの日に
絶対に大きく後悔することになる。
そんな未来を憂い
変わりたいと思った。
そしてその時
出会いに気付き
ついていく人を決めた。
一歩踏み出してみた。
ただそれだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845800593-GbARTbzcyE.png?width=1200)
空っぽだった頭に
たくさんのワクワクすることが
入ってくる。
やってみたいと思えるし
行動にだって移せる。
会社員として働く以外の
選択肢は誰にでもある。
私にできたのだから
あなたにだってできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1696850939149-xST3pahAch.png?width=1200)
これを読んでくださっている方は
私のように
動画編集やデザインなど
個人で稼いでいきたい方フリーランスを目指している方
だと思います。
そして
会社員として疲弊してしまった
もう辞めたい家族との時間をもっと大切にしたい
そんなふうに
私と同じように悩んでいる方も
いらっしゃると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845819896-cEQQ79r0P7.png?width=1200)
ついていきたいと思える人がいる。
一緒に頑張ってくれる人がいる。
これが私が継続できている
一番の理由です。
次は私が
誰かの力になりたい。
そんな気持ちで
この記事を書いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1696845836991-IaFpGga1EW.png?width=1200)
自分一人では
どうしようもないこともありますし
どうにも動き出せない
ということもあるかと思います。
でも、今の現状を変えたい
こんな未来でありたい
そんな思いが少しでもあるならば
一歩踏み出してみてほしい
と私は思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1696851093810-QVnG2Nqv3q.png?width=1200)
行動を始めるならば
“今この瞬間”が一番若いです。
未来で後悔しないために。
なりたい姿になるために。
この記事で
あなたがあなたの人生を歩む
その気持ちを後押しできたら嬉しいです。
長くなりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
私の公式LINEでも
個別メッセージに対応していますので
もし悩んでいることや
気になることがあれば
気軽にお声かけください。
そのときは一緒に楽しく
頑張っていきましょう♩
![](https://assets.st-note.com/img/1695951718363-GjnAcoKgXA.png?width=1200)