見出し画像

砥鹿神社奥宮

三河國一之宮である砥鹿神社

久しぶりに登りたくなり
息子2人(10歳4歳)に頼み込んで笑
登らせて貰いました。

里宮社ではなく、
創祀の本宮山に鎮座する奥宮へ御挨拶です。

砥鹿神社奥宮創祀は
里宮が造られた飛鳥時代に当たる大宝701年から704年より前の
神霊憑代である磐座や巨石がはじまりで
憑代を大己貴命として祀りはじめた、
ではないでしょうか。

本宮の湯が隣接する
奥宮ハイキングルートから入山します。

駐車場もハイキングセンターもあり、
有り難い限りです。
しかも駐車場の向かいにトマトイチゴ農園ができていて、
下山後立ち寄らせていただきました♪

さて、入山の第一鳥居が見えました。


御祭神は大己貴命。

大己貴命は大国主命でもあり、
遠江一宮小國神社とも双子のような神域。

小國神社も本宮山に奥宮が鎮座して里宮がある。

さぁ、登り始めには一丁目の石碑を確認します。

石碑は一丁毎に設置してあり、
奥宮の五十丁目まで登る目安があることで、
子供たちはそれを目標にぐんぐん登ります笑

石碑有り難いー。

ちなみに一丁は約109m。

暫く登ると岩場。

鳥居!
奥宮まであとひと踏ん張り。

天の磐座

磐座は神霊そのものであり、神霊の憑代。

熱田神宮では
草薙神剣を御霊代(みたましろ)として天照大神を祀っていますね。
(砥鹿神社の2週後に熱田神宮へ笑)

荒羽々気神社
砥鹿神社御祭神の大己貴命の荒御霊をお祭りされています。

アラハバキ神は
場所によりいろいろな表記が為されてますね。

砥鹿のアラハバキは荒れる気の羽舞い立つ感じを用いており、
砥鹿の神霊を護るが如くのアラハバキ神。


アラハバキ神を進むと
ついに五十丁目の奥宮到着です!

砥鹿神社の神紋は
「亀に卜(ぼく)」
「亀甲に亀卜」

甲骨文字の元々は
「亀甲獣骨に刻まれた文字」

卜占ら亀甲や獣骨(牛や鹿の肩胛骨)を熱して、
入るひびの形等で吉凶を占った歴史から刻まれているのでしょう。

「但馬続風土記」によれば、
神代大己貴命は国土を開拓し、
諸国を巡幸されて 但馬国朝来郡赤淵宮にお移りになって、
更に東方三河国に向かわれたとあり、
社伝にはその後命は「本茂山(ほのしげやま)」(本宮山)に留まって、
この山を永く神霊を止め置く所「止所(とが)の地」とされたとある。
(砥鹿神社サイトより)

現世では砥鹿だけれども、はじまりは止所。

しかし、
鹿を砥ぐの表記になったのも、
神紋亀に卜の名残からなのかもしれませんね。

諏訪の大社では鹿を神に供え継承され続けてい事も。

鹿は古来から神の使いであり、
神に近い存在。

さて、
本宮山山頂はここから15分ほどのところですが、
息子たちの空腹と休憩で山頂手前で折り返し。

赤い大鳥居。

下山は磐座や巨石、巨木に感謝と御礼を伝えながら、
子供を追いかけておりるおりる笑

往復4時間ぐらいで駐車場に到着しました。


ハイキングコースになっていて、
家族連れの方や、
走って登られる方など、
子連れにも安心よ登りやすいコースで
有り難い限りです。

「霊験あらたか」

御霊静かに参道を歩けば
きっと神霊を感じられるでしょうね。

俗世を御霊にて浄め
己を愛しみ生きる、です。

さて、この次は
熱田へ。

最後まで読んで頂き有り難うございます。


神倭

https://kan-yamato.jimdofree.com

いいなと思ったら応援しよう!