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摩訶耶寺・富幕山・千頭峯城址

三ヶ日町摩訶耶に鎮座する「摩訶耶寺」

このお寺にまつわるもろもろの御縁繋ぎが(調査)がひとまず落ち着きました。

流れは
摩訶耶寺〜富幕山〜千頭峯城跡(せんとうがみね)です。

摩訶耶寺は
平安時代、行基菩薩により新逹寺という名称で富幕山に開創。

その後、山南に位置する千頭峯の観音山辺りに真萱寺となり
平安時代に現地にて摩訶耶寺になったとのこと。

境内の石仏の表情が豊かで、一体ずつ見入ってしまいます。

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大中臣氏が居を構えていた庭園もさる事ながら、
お寺そのものが持つ歴史の見応えが素晴らしいです。

御住職がまた気さくに声をかけてくださり、
天井画や摩訶耶寺にまつわる歴史のことを詳しく教えてくださいました。

御本尊の厄除観音様は秘仏ですが、
宝物殿に座す千手観音菩薩合わせた5体の
歴史あるお宝を拝むことがきます。

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奈良の東大寺と同じ歴史を持つ事もあり、なんてありがたいことでしょう^_^

たっぷり摩訶耶寺にて学びを頂いた数週間後は富幕山へ。

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山頂付近に跡地は見つけられませんでしたが、
富幕山からの眺望は360度丸っと見渡せます。

富士山にもご挨拶でき、
富幕山から摩訶耶寺の位置を確認。

位置感覚に納得。

歴史を感じるためには、現地にて自分で確認することが何よりの学びです。
頑固者なので笑

そして、
千頭峯城跡へ❗️

千頭峯トンネル南側にある駐車場に車を停め、
みかん畑の道を少し下ると登り口があります。

登り口から草が生い茂っていることを確認笑‼︎

意を決して笑笑
蜘蛛の巣を払いながら、
マムシを踏まないように気をつけながら、
払って進む払って進む‼︎

ズボンはひっつき虫❓草❓だらけ笑

東曲輪から 

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急な階段を登ると本曲輪に到着。

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摩訶耶寺の御住職が言われていた奥宮と思われるお社もあり、
座って休憩できる椅子がいくつかあり、
草が生い茂っていなければ居心地良さそうです。

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城跡はどろどろしたところが多いけど、
千頭峯城跡はさほど感じない。

むしろ穏やかで静寂。

宗良親王を守り南朝についた井伊家。

ここで繰り広げられた南北朝の戦い。

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立派な山城がここにあったことを
残してくれている奇跡。

史跡として遺されている恩恵。

たくさんの想いがここにあった事だと思う。

想いは土地に宿り、
固執するわけで無く、
摩訶耶寺の菩薩様や御本尊たちが護ってくださっている。

佛の力は寛大。

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千の頭の峯とある城名は
その名の通り大事な西の要塞だったはず。

お寺と神社と城がセットで、
この地を護り続け護り抜いてきた時代。

護ろうと必死に生きてきた人たちが確かに生きていた。

摩訶耶寺、千頭峯城跡がひとつとなり、
伊勢御神領地としてこの地が在り、

濱名総社含め
この辺り一帯に神社が集まっている由縁、
三ヶ日である由縁も地名に隠されている。

見えているのは今の映像だけど、
内なる世界が観ているものは古の映像を見て

感謝するばかり。


有り難うございます。

目に見える世界と見えない世界を観ながら
いのちが今ここにあることに感謝します。

私たちはその中で過去からつながる今を生きている。

神倭


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