【祈りと冥想と客観芸術】
ロザリオは、世界中でお祈りをする時に広く使われています。
地球上で最も古くから伝わる冥想は、冥想というよりもお祈りに近いものです。
僕の捉え方では、
冥想は受信で、お祈りは発信です。
この2つの使い分けとバランスは結構大切なのではないかと思います。
テレパシーの話になると、
テレパシーは発信するのは簡単で、受信する方が難しいです。
感情の受信は簡単だけれど、思考の受信は難しい。なぜなら思考が複雑な人が多いからです。
思考を読み取ろうと思う気持ちが強いと、思考に囚われてしまうので、感情に紐づく思考として読み取る方がシンプルです。
でも本当は読み取ろうとするより、ただ空っぽである方がいい。
今までに様々な超能力者に出会いましたが、自己認識の領域を拡大できる人は、脳を同期、共有するということができて、
例えば、電話で話していると自分が見ている景色をその人も同じように見ることが出来て、コールドリーディングでもプロファイリングでもなく、過去の詳細を手に取るように見ることができる人もいました。
みんな同じ世界を見ているようで、別の世界を見ていますが、
客観芸術と呼ばれる世界では、同じ世界を完全に共有することができるようです。
受け手側の歩み寄りも必要ですが、それは絵画でも音楽でも伝統芸能でも、一定の水準に到達した芸術に触れると起こってくるようです。
香りも今は人それぞれ想起する印象が違いますが、その領域にまでいずれ持っていけたらと思っています。