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村上龍が語る「不安」について、考えたこと
蔓延する偽りの希望-すべての男は消耗品であるvol.6を読んだ。
この本で印象に残っているのは村上龍が語る「不安」について。
「不安」とは何か、どういうふうに対処していけばいいのか、付き合っていくものなのか、自分なりに考えてみた
村上龍的「不安」
「不安」のある社会
「不安」のない社会
「不安」について今、考えること
・村上龍的「不安」
村上龍が語る「不安」とは
将来的に状況が悪化するのではないかという思い
・村上的「不安」のある社会
「不安」のある社会は、「危機感」を持つことができ、それは「好奇心」と結びつく。
「好奇心」は時に個人にとって重要な行動を起こす原動力になる。
しかし、「不安」は時に人々の精神を蝕む。
そんな「不安」に対処するためには、リラックスできる時間と空間が必要である。
「リラックスできる」とはプライバシーが守られる安全な状態である。
・村上的「不安」のない社会
「不安」のない社会はどういうものか
それは何かを全面的に信じている社会である
オウム真理教が際たる例で、教義を全面的に信じることで、「不安」をなくすことができ、劣悪な環境下での訳のわからない修行を繰り返すことができた。
「不安」のない状態・人は、自由がなく、貧しい、またはその両方である。そして危機感を持つことができないとも村上は述べている
・「不安」について今、考えること
村上龍が考える「不安」から今自分が置かれている「不安」について考えた
「不安」というものが何か、訳のわからないものとしてこれまで自分の心の中に漂っていた。それが今ははっきりとした。
自分は仕事について「不安」を感じている。
仕事が単調でつまらないこと、夜勤があること、人間関係がよくないこと、待遇面・生活に満足いっていないこと、である。
さらに、そんな状態を良くしようと努力できていないことがさらに「不安」を感じている原因だと感じた。
自分はこれから何をすべきか。
それは転職活動を行い、今の環境を変えること・自分のスキルを磨いて武器としての具体的な何かを身につけていくことだと思う
今の「不安」のある状態を利用して、危機感を好奇心にうまく変換して、今持つ「不安」を解消できるようできるかぎりの行動をしてみよう