"緊張して失敗"を減らし、本来の力を発揮できるようにする方法
「緊張してデートが上手くいかない」
「相手が可愛いほど力を発揮できない」
「嫌われるのが怖くて一歩踏み出せない」
緊張して失敗してしまったり、怖くて積極的に行動できないってことありますよね。
恋愛に限らず、スポーツでの試合とか、テストの本番、大事なプレゼンなどでもガチガチになって持ち前の力を発揮できないとか。
実は、これ簡単に解消することができます。
ちなみに、この本番で力が出せない状況をスポーツの世界ではチョーキングと呼びます。
今回は、ほんのちょっとしたことをするだけで、このチョーキングを打ち消して、本来の力を発揮したり、積極的に行動できるようになる方法を伝授しちゃいます。
(本noteはYouTubeで削除した動画の内容を復活させたシリーズ第4弾です☆)
それでは、みていきましょう!
『損失回避の心理』が原因
そもそも、なぜこのチョーキングが起こるかというと、損失回避の心理が強くなるから。
例えば、デートで変なことをして失敗したくない。
可愛い子だから、嫌われたくない。
関係が崩れたり拒絶されるのが怖くて、先へ進めない。
など。
要は、勝つことよりも負けないことを優先してしまう状態に陥るから。
その結果、積極的に行動できなくなったり、必要以上に緊張してしまったり、変に力が入りすぎてぎこちなくなったりしてしまいます。
で、これに打ち勝って、本来の力を発揮できるようになる方法もわかっています。
チョーキングを打ち消すためには
それを明らかにしたのがこの実験!
カルフォルニア工科大学で行われた実験で、被験者に「勝てば50ドル上げる、負けたら50ドルもらう」というゲームをやってもらいました。
その時、全体を2つのグループに分けました。
・1つ目のグループは、普通にゲームをする
・そして、2つ目のグループは、「自分はすでに50ドルを手にしている。このゲームはその50ドルをキープできるかどうか試すものなのだ」と考えてゲームをする。
すると結果、2つ目のグループは、普通にゲームをしたグループに比べて40%ほどもチョーキングが減ったのです。
さらに、2つ目のグループは緊張によるストレスレベルもがっつり減っていた。
つまり、"50ドルをもらえるか失うか"ではなく"50ドルはすでに手に入っていて、それをキープできるかどうか"だと考えるだけで、発揮されるパフォーマンスもストレスレベルも大きく改善できるというわけです。
恋愛に応用すると
ということで、恋愛に関しても"手に入れられるか、失敗するか"ではなく
"もうすでに手に入れている。今回はそれをキープできるかどうか試すもの"
と考えることによって、緊張によって力が発揮できなくなることも減り、積極的に行動することもできます。
例えば、
・デートに誘うときに緊張してしまうのであれば
→もうデートの約束は決まっている。これから誘うのは、改めてその約束をキープできるかどうかを試されているだけ
・実際にデートするときも
→もうこの子は俺とのデートで楽しんで満足してくれることは決まっている。これからやることはそれをキープできるかどうかを試されているだけだ。
・夜のお誘いをするときも
→このこと俺はもうそういう関係だ。今回は、それをキープできるかどうかを試されているだけ。
というように、すでに手に入っているという前提を勝手に作り出し、それをキープできるかどうかを試すだけだと考える。
これによって、実際にチョーキングが大きく減少するということが科学的に証明されています。
ぜひ、試してみてください!
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