最もお誘いが通りやすい"タイミング"と"誘い方"
「デートに誘いたいけど、断られたらいやだなー。」
というわけで!
今回は、心理学的に最もお誘いが通りやすいタイミングと誘い方について。
実は、あるタイミングを狙って誘うと30%も相手はイエスという確率が高まるということがわかっています。
これは、デートに誘うときなんかに、直接でもLINEでも使える方法です。
さらに、割と多くの人がやらないタイミングなのでそれだけで差別化ができるポイントです。
内容としては、前半で誘いが最も通りやすいタイミング、そして後半でプラス一工夫するだけでさらに誘いにOKをもらえる確率を爆上げする方法について話します。
それではさっそく見ていきましょう!
(ちなみに、本noteはYouTubeから削除した動画の内容シリーズの第2弾になります。)
誘いが最も通りやすいタイミング
まずは、最もお誘いが通りやすいタイミング。
それは、相手が疲れているとき。
疲れているときと言っても、ある部分が疲れているとき。
実は、そこが疲れているときのほうが、そうでない場合に比べて30%もOKをくれる確率が上がることがわかっています。
これを証明した研究があります。
それが、2012年モンマス大学で行われた実験で、実験では99人の男女を2つのグループに分けて、短い文章を書いてもらいました。
・1つ目のグループは普通に書いてもらう
・2つ目のグループはeから始まる単語を使わずに書いてもらう
という制限を設け文章を書いてもらう
日本語で言えば、鉛筆とか、えら呼吸とか、エンペラータイムとか「え」で始まる単語を使うことを禁止されながら文章を書く感じです。
要は、2つ目のグループは頭を使わないといけない状況になります。
これがこの実験の肝である、脳を疲れさせることが狙いです。
で、文章を書いてもらった後に男女それぞれに、異性の写真を見せて
「この人にナンパされたらついていきますか?」と質問し、答えてもらいました。
その結果、1つ目の普通に文章を書いたグループに比べて、
頭を使って脳が疲れている状態の2つ目のグループはイエスという確率が30%も高かったのです。
つまり、脳のエネルギーを消費した後のほうが、イエスという確率が30%も上がるというわけです。
ということは、テストの後や大きな仕事を終えた後の、脳がまだ疲れているタイミングで誘うだけでOKをもらえる確率が一気に上がるというわけです。
さらに誘いにOKをもらえる確率を高める方法
さらに、これだけではなく、もう一工夫することによって、誘いにOKをもらえる確率をグンと高める一工夫があります。
それが労いながら誘うです。
手っとり早く使えるのが、ちょっとしたねぎらいの品を上げながら、誘う。
例えば、テスト終わりに、ブラックサンダーを渡して、「お疲れ様」と。
仕事終わりにビッグサンダーを渡して、「疲れたねー、今度お疲れ会でもしよ。」と誘う。
これで誘いにOKをもらえる確率がさらに上がります。
なぜなら、人はちょっとしたものでも何かをもらうと、その後説得に応じやすくなるという心理になります。
知っている人も多いと思いますが、返報性の原理が働くというわけです。
ちなみに、返報性の原理とは何かをしてもらったらお返しをしたくなる心理現象ではなく、何かをしてもらったらお返しをしなければいけないという義務感を伴う心理現象です。
つまり、お返しをしたいという権利的な心理ではなく、
お返しをしなければならないという義務的な心理です。
そのため、めちゃくちゃケチな人でも、レストランで店員さんからアメを1つもらうと、店員さんへのチップが3.3%増加し、アメを2つもらうと増加率は14%にあがったという研究もあります。
それだけ返報性の原理は強烈に作用するというわけです。
つまり、タイミングとして、脳が疲れている状態だと、そもそも30%も誘いに対してOKを言いやすくなる。
しかも、ねぎらいの品を渡すことによって、返報性の原理が発動するので、さらに相手はイエスといいやすくなる。
さらに、テストや仕事などで疲れているタイミングというのは、それが終わって心理的に開放的になっています。
いつもよりも遊びたい、息抜きをしたいと思っているわけです。
でも多くの人は、この脳が疲れているタイミングは、疲れてるだろうから誘わないほうがいいかなとか、終わったばっかだし後日誘おうと考えて、あまりこのタイミングで誘いません。
つまり、めちゃくちゃ誘いが通りやすい条件が整っている
にもかかわらず、競合が少ない。
という絶好のタイミングというわけです。
というわけで、最も誘いが通りやすいタイミングと誘い方は、
相手が疲れているときに、ねぎらいの品を渡して、お疲れ会しよ
ぜひ、使ってみてください。
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