忘備録[流月]
あまりに馬鹿馬鹿しくて泣くことすら忘れてしまいそうな日々。
心配しても悩んでも蚊帳の外、疲れ切って眠ってそれでも考えて、起きたら私だけ昨日の夜に置いて行かれたまま、あの人は進んでる。
やめよう、と毎度思い、学習をしないのは私だ、と毎度感じる。
それでも出来ない。したいと思っているのに、喉から手が出るほど治したいと思っているのに。
もう本当になんでもいいと思う。
ただ、幸せであればいい。泣く時間よりもご飯を食べる時間が、眠る時間が、温かいお湯を被る時間が、笑う時間が、全て合算して泣く時間よりも多ければいい。
それだけ願って眠りにつく。
無駄を抱きしめる余力は、今の私には無い。