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妊娠中にできる最高のプレゼント

妊活さん方の漢方相談が
続いております。

年内には
願いが叶うよう
サポートさせていただきます。

卵子形成として思うこと。
お腹の中に宿る大切な子どもさんのために
妊活中、妊娠中に
できること…。

女性は胎生期の卵巣に
約700万個の原始卵胞を持ちます。
それが、出生児に100万個となり、
思春期まで休眠に入ります。
(ここ、かっこいいなぁといつも感動してしまう)

生殖可能時期には、
約400個の卵細胞が排出されます。
残りは閉鎖します。

原始卵胞内の卵細胞はまだまだ未熟です。
下垂体前葉から
黄体形成ホルモンの刺激とともに
分裂していきますが、
その過程でさらに
最後に残る一つを、
選抜していくのです。

選抜された、たった一つの卵胞は
排卵していきます。
この排卵の際、卵管采がキャッチ。
でも、この瞬間に、一瞬卵子は腹腔に
放り出されるのですよね。
卵管采キャッチ頼み。
だから、ここでトラブルと、
腹腔で妊娠という、
異所性妊娠を起こして、
とても危険な状態になってしまいます。

こうしていくつもの奇跡を
超えて、卵管で受精した卵子は、
一瞬で他の精子を遮断していきます。
(ここも感動場面に思う)

子宮に向かうまで、
受精卵は卵管を行くのだけれど、
卵管壁には、線毛細胞がいてくれて、
そこで大玉転がしみたいに
輸送してくれるのです。

この大玉転がしにも
腎の気の推道作用がなければ
子宮到達がうまくいかないわけで…。

やっと子宮に辿り着いたら、
やれやれではなく、
しっかり着床しないといけないわけで。
着床には、十分な内膜が必要で
それは、腎血が関係していて、
その腎血をコントロールするのが
肝の疏泄作用でもあり…。
だから自律神経が過度に緊張してしまうと、
その着床が叶わない時もあり…。

と。
ここまで書いてみて
思います。

選抜された1つを
無事に着床し
その後も育てていくのには、

たくさんのエネルギー(気)と
たくさんの滋養物(血)と
臓器の連携(腎や肝や…。)

が、必要となります。
そして妊娠中は、
お母さんのお腹の中の子どもたちの
原始卵胞の質をすでに作っていくので、

妊娠した
やれやれではなくて、
最初に渡すプレゼント(先天の精)を
より良いものにするべく、

補腎
活血

を念頭に入れておく必要があります。

妊娠中に
補腎、活血を行っていった
お母さん方のお子さんは、
身体がもともと丈夫に産まれやすいので、

この漢方の知恵が
多くの妊活さんに
届くといいなぁと思っています。

子どもが生まれることの奇跡。
当たり前ではなく
有難い奇跡であること。

それを念頭に。
私も日々
妊活さん方のサポートに
入ります。

本日も漢方相談日。
漢方アロマ相談日。

ありがとうございます。

漢方薬店
漢方アロマスクールあすなろ
歌香

#漢方薬店あすなろ
#漢方アロマ

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