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くまもと天草 椿の種子収穫

椿の実がはじけて
たくさんの種子が
こぼれる。

今日は
椿オイルの活動。

2024.9.22〜27

くまもとへ
植物たちとの時間。

天草です。
貴重な椿オイルになる
種子の採取を行いました。

椿オイルは昔から
大島そして五島が有名です。

ここ天草は
とてもとても。
規模的が小さい。

大島や五島の椿オイルの
10分の1すらもとれません。

でもね。
75歳前後の方々が、
「ずっと守っていきたい」と、
ふんばっておられます。

そして。
丁寧な手仕事を続けていらっしゃいます。

東シナ海に面した
広大な椿園。
時折り、海風が心地よく吹きます。

椿はとても大きくなります。
花は太陽が好き。
花の後に実を付けるため
必然的に
木の上の方に
上質な実が集まります。

天草の椿の花は
受粉してくれる存在がすごい。
なんと、
渡り鳥。
そして、野生の日本ミツバチです。
人の手ではなく
大自然の力で受粉し
そして収穫されています。

みんなハシゴや木に登って
収穫です。

この椿園までの道のり。
私。
迷ったのです。
看板も出ておらず、
ナビもなく。
紙の地図だけを頼りに。

泣けそうになった瞬間。
救いの手がきました。

たまたま通った方に
声をかけて…。

道を説明くださったのですが、
あまりの秘境具合に、もう。
行けない…。と。思ってしまい…。

そしたら
「先導するよ。
ついておいで」と。

ものすごく遠いのに。
何キロも車で先導くださいました。

そして
到着したのが…。

椿園にある。
あこうの樹。

椿園を守っています。
この樹を見た瞬間

ハッとしました。
そこに神の気が存在したのです。

この椿園は
秘境と言われており、
このあこうの樹は
まるで
ジブリの天空の城ラピュタそのものでした。

そんな特別な時空間で過ごし
汗だくになりながらも。
椿に触れるたびに。
元気が出てくるという…。
不思議な感覚です。

差し入れで
かき氷をいただきました。

昭和時代の袋に入っている
かき氷。
今は見なくなりましたが、
ここ天草にはまだ
存在していました。
そういえば
奄美大島にもあったなぁ。

本日の収穫は
軽トラ2台分の椿種子です。

東シナ海の風と
天草の太陽のもとで
天日干しが始まりました。

ここで二日間
天日干しすると
ほとんどの椿の実は弾けて
中から黒い種子が出ます。

種子は通常5.6粒ですが、
9粒の子もいました。
1粒の子もいるそうです。
個性豊かな椿の種子たちです。

1日のお仕事を終えて
ホテルに戻ります。
朝8時から夕方17時まで。
みんなよく身体動かし
よく笑い、
最高の椿時間でした。

先ほども
お伝えしましたが、
天草の椿オイルの生産者さんは
全員高齢の方々です。

ですが、
この貴重な天草の椿オイルを
守りたいと言われます。

素晴らしいロケーションの中。
秘境の椿園での活動。

「また来てください」

そう言ってくださいました。
感謝します。

漢方アロマスクールを
はじめとする
ご縁くださる生徒さんやお客様に
お声かけしながら、

また素晴らしい時空間で
過ごせたらと。
思います。

搾油のお話しは
また明日です。

本日も
ありがとうございます。

漢方薬店
漢方アロマスクールあすなろ
歌香

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