Rainych(レイニッチ)
noteの使い方がまだよく理解できておらず、折角書いた記事が消えてしまい、ブルーなピートです。
一から書き直すかぁ……
私は50代のじいさんですけど、新しい音楽を探すのが趣味の一つです。
新しいと言ってもそれは「自分にとっての」が付くのであって、実際には昔の音楽も含まれます。
未知の素敵な音楽との出会いは、本当に幸せですよね。
そんな私がよく使うツールの一つが、RN2(ラジオ日経第二)です。
土日祝には一日中競馬中継をやっているチャンネルですけど、平日には一日中音楽を流しているのです。
流れてくるのは主にロックやポップスで、洋楽も邦楽も、新しいのも古いのもあります。
私はお休みの日に、radikoで前日以前のRN2を聴き、曲が気に入らなければ飛ばし、気に入ったらRN2のウェブサイトでアーティスト名を確認し、Spotifyで深堀りするということをします。
(リアルタイムでは曲を飛ばせないため)
テレビでは流れないような曲もここでは流れるので、かなり便利です。
そんな中、最近気に入っている女性シンガーがいて、その名はReinych(レイニッチ)と言います。
Doja Cat(ドージャキャット)の曲を日本語でカバーして話題になった人で、私は最初「日本人の声優さんか?」と思いましたが、違っていました。
レイニッチはなんと、インドネシアのスマトラ島のど田舎に住む女性だったのです。
彼女はテレビで日本のアニメをよく見ていて、それで日本語が好きになったそうです。
好きな日本語の響きを活かして、好きな歌を歌いたいと、安いマイクを買うところから始めたとか。
きちんとした日本語教育を受けていないため、歌詞には文法の間違いもあるようですけど、逆に言えばよくここまで使いこなしているという気もします。
軽くて可愛らしい声で、時にはパワフルに歌う声に、ちょっと感動してしまいました。
このネット歌姫を見ていると、新しい時代を感じます。
情報が本当に少なかった昔の音楽ファンの苦労を、思い出さずにはいられません。
限られたお小遣いを握りしめ、レコードショップで一枚のLPを買うか・買うまいか悩んだあの頃。
封入されたライナーノーツくらいしか情報源はなく、新しい情報に飢えていたあの頃。
今は本当にいい時代になったものです。
私は自分が過去に聴いていた古い曲も好きですけど、それだけになるのだけは嫌です。
2020年を生きているなら、2020年のカルチャーを味わわなければ損です。
カルチャーというのは生モノで、作られたらすぐに味わうのが一番です。
音楽、映画、文学、美術、何でもそうです。
全部は無理でも、少しでも今を感じられるものを追いかけていないと、今を生きているとは言えないと思うのです。
昔のことばかり語りたがる年寄りって、ウザいですもんね。
昔のヒット曲を集めたCDボックスを買うお金があるなら、失敗しても未知の音楽のために使ったほうがいいというのが、私の考えです。
ご馳走が多数置いてあるのに、目の前にあるラーメンばかりを食べるようなことをしていてはもったいないですよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。