「降伏論」〜10分読書の備忘録vol.38
■読んだ本:降伏論(高森勇旗・著)
■ダイジェスト(第7章)
・自分の言葉は自分では見えない。
同じ日本語を喋っていても、どのような言葉でこの世の中を表現しているか、どのような言葉を相手に投げかけているかを、自分では見ることができない。
・人の感情は、時間の経過と共に元に戻る。
これまでの私を作ってきた1日35,000回の意思決定はそう簡単に変えられない。
したがって何かを変えたいと思った時は、
①感情が熱いうちに「行動」を約束に変える
②行動した成果を約束する(例:発表の場)
③他人の力を借りる(指摘してもらう、チェックしてもらう、など)
・ホメオスタシス(いつもの状態に戻ろうとする心身の動き)が
発動するまでには、5秒かかる。
一説では20秒、とも。
それを利用し、ついやってしまう止めたい習慣は20秒遠ざける工夫を。
逆に、つけたい習慣は20秒以内にスタート。
・結果はすぐに出ないと知っておく(少なくとも3ヶ月は続ける)。
■所感
・とてもいい知見。
望んだように行動できなくて前へ進めない時に、
自分を不必要に責めずに再び一歩踏みだす元気を与えてくれる。
読んだ本:降伏論(高森勇旗・著)
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