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「頭のいい人が話す前に考えていること」〜10分読書の備忘録vol.35

■読んだ本:頭のいい人が話す前に考えていること(安達裕哉・著)

■ダイジェスト

・頭のよさは、他人が決める。

・論破やアドバイスはしない。

・何のためにその知識を伝えたいのか、話す前に自問する。

・考えるとは、整理すること。

・言語化にはコストがかかると知っておく。
(状況を聞く、整理する、提案する。)
→「コミュニケーションコスト」という視点。


■所感

・その発信・発言を何に繋げたいのか。

→どこに向かって放っているのか?に発言者の人格が透けて見える。
これはおそらく「何となく」レベルで、多くの人が感じているところだろう。

人間力を磨いていく他はない、という至極まっとうなところに立ち戻るのだな。


・考えるとは整理すること。

→子どもがしずかにブロック遊びなどをしている時は
思考整理の道を歩み始めているときだなと思う。

何度もやってみることで、脳に回路を作っていく。

この過程で、腑に落ちる感覚、科学的思考、本質を見つける力などが培われるのだろう。

このプロセスを飛ばして思考力は深まらない。

プロセスを飛ばしていたら立ち戻って、
何度も稽古すればよいだけだ。

こちらも課題(具体的にやること)が見えて、
広野ではあるが寄る辺ない寂寥感はない、という所感。



頭のいい人が話す前に考えていること(安達裕哉・著)




毎月第3土曜の朝にオンラインで、
学び合う場づくりをしたい大人のための「学び方を稽古する」読書会を開いています。



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