転びやすくなる原因を知り、転ばないように。
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【転倒予防】
転ぶのは、痛いだけではなく命にかかわることさえありますから、誰でも避けたいのはやまやまです。
今回は、転倒を予防するにはがテーマですが、ちょっと覚えておいていただきたいことをはじめに紹介します。
しかし、もし転んでしまったら↓
礒谷式力学療法の礒谷公良先生は患者様に「転んだらなるべく早く来て矯正を受けなさい」とアドバイスをされていたそうです。
以前、ある患者様がこの言葉を覚えていて階段から落ちて首の痛みと顔の打撲をされたときに、すぐ病院でレントゲンで骨が折れていないこと、脳に損傷が無いことを確認しましたが、少し首の骨がずれていると言われたために、その足で当所に来られたことが有りました。
そして、何回かの施術後に治りが早く首の違和感も取れたと喜んでいただきました。(ある礒谷療法を取り入れている接骨院の先生は「骨折でも礒谷療法を併用すると治りが早い、人間の自己修復は血が行うのだから血流が良くなるからだ」と言われていました)
転倒による骨のずれはむち打ち症などもそうですが、その患部ばかりではなく骨格全体に及んでいるので股関節をから骨盤、脊柱を正していく礒谷療法の矯正法は安全で確実なのです。
さて今回の本題に戻って、なぜ加齢とともに転倒することが多くなってしまうのか?を考えたいと思います。
なぜならば、いつも書いていますが問題の原因が分からなければ、その解決法もあてずっぽになってしまうからです。
転倒の大きな原因は、O脚が進み、骨盤が寝てしまったことによる姿勢の悪化がおおもとにあります。
太ももの外側の筋肉が内側の筋肉より強くなるためにO脚が進み、その太ももの外側の筋肉はお尻についているので骨盤が後ろに倒れる形になります。骨盤が倒れると重心は後ろに行くので、前後のバランスをとるために背中が丸まり、肩や顔が前に突き出す形になります。
この状態の姿勢から起こることは・・・
◎骨盤が後ろの倒れることで重心が後ろに行き過ぎ、前に進むために体重を前掛かりにして、とっとっと前方へ突っ込むような歩き方になるとちょっとした段差などでつまずきやすくなる
◎骨盤が後ろに倒れた為に腿を上へ引き上げる筋肉が使えなくなり、脚が上がらなくなるのでつまずきやすくなる
◎姿勢の崩れで歩き方も変わり、内ももの筋肉が使えなくなり体軸がぶれてふらつき転倒につながる
◎重心が外に掛かるためにスネにあるつま先を上げる筋肉が使えなくなり、足先が上がらずつまずきやすくなる
◎背中が丸くなる猫背により視線が下がり前方の安全確認が遅れる
◎猫背により首の骨の並びも悪くなり後ろを振り向く時に体ごと振り返りバランスを崩す
◎太ももの外の筋肉の働きが強すぎるので体が左右にぶれて転倒しやすくなる
◎O脚により膝痛、足首痛が起こり正座の習慣が無くなり足首が硬くなった為に、少しの地面の段差でさえ足首の柔軟性で吸収できなくなっているためにバランスが崩れてしまう
◎猫背により体が硬くなり、筋膜の繋がりによるバランス回復機能が働かなくなる
まだまだありそうですが、パッと思いつくだけでもO脚によりこれだけのリスクが増大しているわけです。
よく、転倒の原因の一番に加齢による筋力の低下を上げる人がいますが、高齢になっても転んだことが無い人もたくさんいらっしゃいます。
加齢と言うと、多くの方が「そうだよな、仕方がないね」と納得してしまうようですが、私は年と共に筋肉が弱くなるのは当たり前なんだから、加齢を原因の全てではかたずることに反対です。
要は、『筋肉のバランスの悪さが転倒の原因だから、バランスを回復させればいい』
そのためには、歩き方そのものを変える必要が有ります!!
何回も繰り返しになりますが、正しく歩くための基本はまず3つ!!
◎視線を上げる
◎骨盤から歩く
◎小股
これが出来たら、あと3つ!!
◎足先を開かない
◎腿を少し上にあげる気持ちで
◎重心は後ろ
順番に上の課題に取り組んでみてください。
そして、そのために正しい歩き方を覚えて、楽しくたくさん歩きましょう
正しい歩き方が習得でき転倒も予防できる礒谷式力学療法× CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所 杉並区松庵3ー35-21
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