脚の太さの違い、お尻の大きさの違いありませんか?
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【脚の太さ・お尻の大きさ】
皆さんの中にも脚の太さやお尻の大きさに左右の違いがある方は意外と多くいらっしゃると思います。
その原因を「片方は効き足だから、よく使う事により筋肉が発達している」とか、「生まれつきの体のくせだから」と思われているのではないでしょうか?
確かに良く使う事により筋肉は発達しますが、それ以上に太さに差が出るのは股関節の状態によるものです。
下肢の血管は骨盤の中を通り、少しずつ枝分かれをしながら大きい流れは股関節の内側、大腿の内側を通り、膝の内側へと通っています。
つまり、足へと流れる血液はその多くが大腿の内側を流れる関係で、大腿の内側の筋肉の緊張が強いと血管の圧迫が起こるのです。
この状態は脚の長短差、脚長差とも大いに関係しています。
それは、脚が開くと長くなるという礒谷式力学療法の基本的な理論から説明がきちんと行えます。
つまり下の写真の方の場合右脚が長いので右骨盤が上へ押しあがられている状態なのですが、そうすると短い左脚に体重がかかるようになってしまいます。
すると、左股関節には内旋という内ねじれが起こり太ももの内側の血管を圧迫し、左脚には右足ほど血が流れないという差異が生じ、その血流が脚の筋肉や骨の発達に影響を与えたわけなのです。
写真右を見ていただくと分かり易いと思いますが、この方は右の骨盤が高くなっていますので、黄色の線のあたりで比べると大腿の右脚の方が太くなっています。
また左脚の内モモ、青い線の上に筋肉のスジが見えますがこれが大腿の内側の緊張を表しています。
左右の脚の長短差はほとんどの人に生じています。
繰り返しになりますが、少しでも脚の長さに差があれば重力の影響で短い脚に体重が自然にかかってしまい、体重がかかる事により大腿の内側の緊張が強くなり、その結果血管の圧迫が起こるのです。
つまり股関節に内捻じれが大きい短い脚が細くなると言う事が出来るのです。
是非、ためしに休めの姿勢をしてみてください。
右脚に体重を乗せて立つのが得意か?
左脚に乗せるのが得意か?
もし左脚に体重を乗せるのが得意なら、右脚が太いのではないでしょうか?
さらに右脚が太い方の場合は右のお尻が大きくなり、又お尻のほっぺたは右が下になり後ろから見ると大きく見えます。
これは、血流の影響での筋肉の発達の差異からでもありますが、骨格の歪みの影響も大いに関係しています。
下の図では左の骨盤の方が大きく見えますが、これは正面から見たところなので、後ろから見ると長い脚、右側が後方に倒れるために中心が左に寄り、右のお尻が大きくなるのです。
↑この図は礒谷式力学療法の理論を図示したものですが、脚の長さと骨盤の関係が明記されています。
右脚が長い場合の図ですが、右骨盤が高くなり、右坐骨が下がっている状態を書いていますが、これは礒谷公良先生がレントゲンを撮りながら解明した事実なのですが、これらが股関節が体に与える影響なのですから、本当に股関節が体の状態を決定しているという事が大げさではないことがお分かりいただけると思います。
それだけ股関節周りの筋肉が強くて骨盤に対する影響力が強いとも言えますね。
したがって、こうした歪みを骨盤や背骨だけで矯正しても元通りにはならないので、股関節を矯正する必要が生じるわけです。
ですから、左右で脚の太さが違う、お尻の大きさや坐骨の高さが違う方は、体の歪みが大きくなっている状態ですから注意が必要です。
脚の長短差は重力の影響がかかり続けているわけですから、放置すればするほどその差は開いていくものです。
特に細い方の脚は、冷えがきつくなり、水虫、アカギレ、しもやけ、下肢静脈瘤など様々なトラブルの原因になりますから、そうした症状がある方は是非立っている時座っている時の重心が症状の強い方にないかチェックしてみてください。
脚の太さやお尻の大きさもそろえる事が出来る礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21 03-5938-7713