痛~い!首寝違えた~。さーどうしましょう。
朝起きたら借金もないのに首が痛くて回らなくなっていた。(これは磯谷公良先生の「予防医学」の中のおやじギャグです(^^)/)
原因の多くはやはり蓄積した体の歪みではありますが、さらにダメ押ししているのが、柔らかい布団と頭が沈む枕だと思います。
柔らかい布団は、猫背の人が仰向けに寝れば、一晩中猫背で寝ていることになるのです。
仰向けに寝た時に後ろに出っ張るのはお尻、骨盤ですから、その骨盤が沈めばその上の背骨は丸まらざるを得ません。
そして、高すぎる枕でさらに猫背を助長して首に緊張を作ってしまうのです。
さらに、頭が沈む枕は寝返りは体の体幹から起こりますが、頭がもぐってホールドされていると体の動きについていけずに、上記の理由で首にあった筋肉の緊張が一気にグキッとくるわけです。
まずは布団を固くすること、自分の骨格に最適な枕を選ぶこと、そして体の癖を取り除き、筋肉に余計な緊張を残さないようにすることが予防の第一です。
そして、もし寝違えが起こってしまったら・・・。
右側が痛い場合を例にします(左の時はこれの逆にしてください)
①正座をしますが、この時に左ひざを後ろに5センチ引き踵をお尻の外に出し、膝先はくっつけておく。
②上半身を左横に曲げてお辞儀をするように頭を床に近づけて(おへそを左ももの上に着けるように)その姿勢を5分ほ ど保つ
正座の状態はそのままにして、上半身を元に戻し、左手を後ろにつき上半身を左後ろにねじる
この動作を繰り返すと状態によれば首の痛みは軽減もしくは消失しますが、これは磯谷式救急救命法というテクニックです。
痛みの度合いを見て自己責任で少しづつ試してみてください。
体に合っている枕のアドバイスも受けれる磯谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所